レーザー彫刻機

木材、アクリル、金属、石材、ガラス、皮革、紙、布地、プラスチックなどの素材の彫刻やカッティング作業にはレーザー彫刻機がお勧めです。トロテックは、販促品関連、自動車関連、機械工学関連、オリジナルグッズなど、あらゆる用途に最適なレーザー彫刻機を取り揃えています。

レーザー彫刻機のメリットとは?

他の彫刻手法と比較して、レーザー彫刻機は精度の高さ、汎用性、速度など多くのメリットを備えています。


高精度で細部を表現

レーザー光が細かな模様や極細ラインの彫刻を可能にします。Speedy レーザー彫刻機なら、わずか2ptの小さなフォントも美しい仕上がりに。

消耗品不要、ツールの摩耗もなし

非接触のレーザー彫刻はツールの摩耗がなく、インクやカッターといった各種消耗品の費用を心配することなく、持続可能な製作を可能にします。「環境にやさしい」彫刻技術で、収益アップを図りましょう。

販売価格を10倍までアップ可能に

耐摩耗性が高く、手触りの良い恒久的な彫刻ができるレーザー彫刻は高い品質と収益性を実現します。良質でオリジナリティのある製品の製作ができるので、販売価格を5倍から10倍に設定することも可能になります。

多彩な用途に対応

柔軟で直感的な操作ができ、ガラス、木材、金属まで、あらゆる素材に自在に彫刻できるレーザー加工機。複雑な形状やデザインの彫刻も可能です。直感的に操作できるインターフェースが特徴のソフトウェア Ruby® と組みあわせることで、作業の効率化が図れます。

トロテック・レーザー彫刻機一覧

Speedy シリーズ
Speedy シリーズ

業界最速のレーザー彫刻機、Speedy シリーズ。微細かつ複雑な彫刻やカッティング作業に最適です。

Speedy シリーズの高性能レーザー彫刻機 は、最速のカッティングと彫刻で優れた品質を提供します。CO2 レーザー機およびCO2とファイバーの2種類のレーザー光源を1台に搭載したflexxタイプを展開しています。アクリル、木材、皮革、紙、プラスチック、石材、布地、ガラスなど多数の素材への彫刻のほか、金属へのマーキングも可能です。レーザーソフトウェア Ruby® と組み合わせることで、クリエイティブなアイデアをスピーディーに形にすることができます。

基本仕様

加工エリア(幅×奥行) 最大 1016 x 610 mm
最大材料(高さ) 283 mm
レーザーの種類 CO2、flexx、ファイバーレーザー
レーザー出力 20~120 W

Speedy シリーズ

レーザー彫刻機でできることは?

レーザー彫刻機は用途に合わせて最適な機種を選ぶことが大切です。「お役立ち情報」では、レーザー加工機の導入をご検討されている方に、レーザー彫刻機の詳細な情報や導入の際のポイントなどを解説しています。

カスタマイズ
カスタマイズ
カスタマイズ - Anchor
製作・製造
製作・製造
製作・製造 - Anchor
プロトタイピング、各種学校、大学
プロトタイピング、各種学校、大学
プロトタイピング、各種学校、大学 - Anchor

カスタマイズで個性あふれる製品作り

プリント感覚で手軽にできるレーザー彫刻は、アクリルや貴金属製のジュエリー革製のハンドバッグやベルト、オリジナルの結婚式の招待状や装飾品など、あらゆるアイテムを簡単に製作することできます。携帯電話ケースやトロフィー賞品などに、お好みのテキスト、 ロゴ、画像などを彫刻して自由にカスタマイズができます。また、ロータリーアタッチメント を使用すると、グラスや水筒などにも彫刻を施すことが可能で、素敵な贈り物にもなります。レーザー加工機で、製品の付加価値を高めることができます。

レーザー彫刻機でカスタマイズ

優れた費用対効果と創造性を実現する販促品デザイン用レーザー彫刻機

お客さまのニーズは絶えず変化しています。特に販促品分野では、柔軟性と迅速性が問われます。Speedy シリーズの CO2 レーザー加工機なら可能性は無限大です。木製ボード、フリース素材のブランケットや石板にいたるまで、オリジナリティのあるデザインを形にすることができます。ロータリーアタッチメントを使えば 水筒、カップ、花瓶、ガラス瓶といった円筒形や丸い形状の素材も、サイズや直径を問わず全面に彫刻することができます。また、Speedmarker シリーズの ファイバーレーザーは、 ペンやキーホルダーといった販促品への企業ロゴの彫刻に適しています。単品から少量生産、大量生産まで、幅広いご要望への対応が可能です。

販促品用レーザー彫刻機

動的データのレーザーマーキング

製造業のマーキング工程を正確かつスピーディーに

レーザー彫刻機 Speedy シリーズは、 プラスチック製のデータプレート への彫刻が可能です。また、SpeedMarker シリーズの マーキングレーザーは、工具などの金属部品 への深彫りに適しています。耐摩耗性に優れ、ひとたび製品に刻印した情報は半永久的に消えることはありません。また、他のマーキング技術では困難とされる非常に小さなフォントや記号のマーキングも可能です。

製造業におけるレーザー加工機

耐久性があり、優れた費用対効果を実現する看板彫刻用レーザー加工機

屋内外の看板、案内板、ネームプレートなど、あらゆる看板の製作に適したSpeedy シリーズ。緻密なデザインの表現も可能で、単品から小ロットまで幅広いオーダーに対応します。刃物による加工とは異なり非接触のレーザー彫刻は、迅速かつ効率的な加工プロセスを可能にし、優れた費用対効果を実現します。また、切り屑が発生せず、クリーンで持続可能な製作が可能です。

看板彫刻用レーザー彫刻機

教育現場やプロトタイピングに適した最新のレーザー技術

レーザー彫刻は将来を見据えた革新的な技術として、学校や大学、ファブラボなどの教育機関におけるプロトタイピングにも採用されています。使いやすさ、汎用性、精度、速度、そして持続可能性といった長所が評価され、特に 建築模型作成ファッション芸術 、 製品デザインの分野で広く活用されています。

レーザー彫刻機の使用を通じて、学生たちはデザインから製造工程まで、デジタルファブリケーションの一連の流れを学ぶことができ、斬新なアイデアを安全な方法で形にする機会を得ることができます。

教育現場でのレーザー

起業をお考えの方に

こちらのeBookでは、レーザー加工機の基本的な使い方から、レーザー加工機による収益化の方法、事業内容に適した機種の選び方などをご紹介しています。

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レーザー加工機で彫刻できる素材

各種材料の彫刻・切断・マーキングはそれぞれに適したレーザーの光源に応じて行います。トロテックのレーザー加工機は、CO2 レーザー機およびCO2とファイバーの2種類のレーザー光源を1台に搭載したSpeedy flexxタイプがあり、様々な用途に対応しています。

    CO₂

      彫刻 カット マーキング
    アクリル -
    ガラス - -
    プラスチック板 -
    皮革 -
    金属* - - -
    -
    プラスチック -
    石材 - -
    布地 -
    木材 -

    *厚さ 0.5 mm までの金属フィルムをカット可能。個別にテストカットを行うことをお勧めします。

    ファイバー

      彫刻 カット マーキング
    アクリル - -
    ガラス - - -
    プラスチック板 - -
    皮革 - - -
    金属* -
    - - -
    プラスチック -
    石材 - - -
    布地 - - -
    木材 - - -

    *厚さ 0.5 mm までの金属フィルムをカット可能。個別にテストカットを行うことをお勧めします。

    flexx

      彫刻 カット マーキング
    アクリル
    ガラス - -
    プラスチック板
    皮革 -
    金属* -
    -
    プラスチック
    石材 - -
    布地 -
    木材 -

    *厚さ 0.5 mm までの金属フィルムをカット可能。個別にテストカットを行うことをお勧めします。

    用途に最適なレーザー彫刻機をお探しですか?

    お問い合わせ

    レーザーソフトウェア Ruby®でアイデアを素早く製品化

    レーザーソフトウェアRuby®でグラフィックの編集およびレーザーの制御を行うことができます。ステップごとに表示される手順に従って操作します。シンプルなデザインであれば、Ruby®を使用して作成や修正もできます。深彫りやスタンプ加工などの加工も、複雑なパラメータの検索不要で、内蔵された材料データベースから選択するだけで簡単に操作可能です。また、役割や権限が異なる複数のチーム間での作業もできます。すでにレーザー加工機をご利用であれば、ぜひRuby® をダウンロードして、直感的なユーザーインターフェースをご体験ください。

    レーザーソフトウェア Ruby®

    レーザー彫刻機用周辺機器およびサービス

    https://www.troteclaser.com/static/images/about-trotec/japan-pictures/trotec-japan-teaching.jpg

    トロテック・アカデミーのノウハウを活用して効率化を実現

    トロテック・アカデミープログラムでは、写真彫刻、アクリル板のカッティング、レーザーカッターによる木工製作や、レーザー彫刻やカッティングをより高精度に仕上げる方法などが学べるトレーニングセッションをご提供しています。材料加工、レーザーカッティング・彫刻といったレーザーの基礎知識を学ぶことができる初心者向けのセミナーもご用意しています。 

    トレーニングセッション

    https://www.troteclaser.com/static/images/Laser_Machines/Exhaust_Systems/exhaust-system-atmos.jpg

    Atmos レーザー集塵脱臭装置

    レーザー加工の作業中に発生する粉塵やガスをしっかりと除去し、彫刻・カッティング加工の高品質な仕上がりを可能にします。また、高性能の集塵脱臭装置がレーザー加工機の性能を持続させます。

    Atmos 集塵脱臭装置

    https://www.troteclaser.com/static/images/about-trotec/japan-pictures/trotec-japan-sercvice-car.jpg

    プロテクションプラン:オーダーメイドのサービスパッケージ

    プロテクションプラン(保守プラン)には、生産効率を最大に保つ年次メンテナンスおよび経験豊富なスタッフによる専門サポートが含まれるほか、アカデミートレーニングやスペアパーツ・修理サービスを割引価格でご利用いただけます。

    プロテクションプラン

    https://www.troteclaser.com/static/images/Laser_Machines/Laser_Accessories/Work_Tables_For_Lasers/honeycomb-cutting-table.jpg

    用途に合わせて選べる加工テーブル

    豊富な多機能加工テーブルのラインアップの中から、用途に適したテーブルを選択でき、必要に応じて自由に切り替えることも可能で、高い加工品質と生産性を確保できます。

    多機能加工テーブル

    レーザー彫刻に関して押さえておきたいポイント

     

    レーザー彫刻機の導入をご検討されている方に、レーザー彫刻に関して押さえておきたい重要なポイントを解説しています。

    機械彫刻やデジタル印刷にはないレーザー彫刻のメリット

    レーザー彫刻、機械彫刻、デジタル印刷はいずれも、金属、プラスチック、木材、ガラスなどの素材にラベリングやマーキングができる手法ですが、レーザー彫刻はレーザー光で材料を蒸発させ、恒久的なマーキングを施します。一方で、機械彫刻は、工具を用いて素材を削ったり、溝を彫ったりすることで彫刻を施します。デジタル印刷は、デジタル画像を直接素材に印刷します。個々の要件や目的に応じて、最適な技術を選択することが大切です。


    用途に適したレーザー光源を選択

    レーザー彫刻機は機種によってレーザー光源が異なります。レーザーの種類によって特性があり、加工に向いている素材も異なります。CO₂ レーザー加工機は、木、アクリル、ガラス、紙、布地、プラスチック、箔類、皮革、石材などの加工に特に適しています。一方で、ファイバーレーザーは、金属類(特にステンレス、アルミニウム)、プラスチックの加工に適しています。
    /ja/learn-support/faqs/laser-types

    加工エリアと材料の高さの要件

    加工する材料の高さは機種を選択する際の決定的な要素となります。Speedyシリーズの場合、材料の高さの最大値は305mmです。加工エリアの要件は、材料に彫刻を施す最大面積を指します。大きい材料に彫刻する場合は、広い加工エリアに彫刻できるレーザー彫刻機が必要です。

    レーザー出力が高いほど、優れた仕上がりに

    彫刻の仕上がりはレーザー彫刻機の出力や精度によって変わります。より複雑で緻密なデザインをお求めの場合は、高出力機をお選びください。

    安心のテクニカルサービス

    トロテックでは90カ国を超える国と地域に専門のテクニカルスタッフを配置し、導入後も製品を快適に安心してご利用いただけるように継続してサポートしています。

    ご自身の用途に適したレーザー加工機をお探しですか?

    こちらのeBookでは、レーザー加工機導入に関する疑問や注意点を解説しています。用途に最適なレーザーをお選びいただく際のご参考にしてください。

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    レーザー彫刻機が事業にもたらすメリット

    レーザー彫刻機は加工のワークフローの最適化が図れるので、テンプレートの作成、前処理・後処理といった手間のかかる作業を省きながら、様々な素材に高品質な彫刻を施すことができます。作業の効率化や生産性の向上を実現すると同時に、コスト削減やブランドイメージの向上にもつながります。

    高めの価格設定で利益アップ

    レーザー彫刻でパーソナライズすることで、未加工の製品に付加価値を与えることができ、価格設定を高めに設定することも可能となります。一般的に、消費者は特別感のある製品により高い対価を支払う傾向にあり、その価格は未加工の製品の 5倍から10 倍程度とも言われています。単品から大量オーダーまで、レーザー加工機ならコストを抑えながら対応することができます。大量生産の場合は、テンプレートを使用することで、一度に複数のパーツを彫刻し、作業効率を高めることができます。

    高出力だから実現できる高い自由度

    推奨されるレーザー出力の目安 は用途に応じて異なります。レーザー彫刻が中心であれば、30~120 W のレーザー出力で良好な結果が得られます。レーザーカッティングといった速度が求められる加工の場合は、80 W 以上の出力をお勧めします。製品の品質や作業時間はレーザーの最大出力によって変わります。例えば、陽極酸化アルミニウムの彫刻では、30 W と 80 Wの場合を比較すると、80 W では 2 倍以上の速さで彫刻が完了します。

    レーザーの出力はソフトウェアで調整可能ですが、最大出力はハードウェアに左右されるため、高出力のレーザー加工機ほど、さまざまな素材の加工に対応でき、自由度も高くなります。

    材料 推奨レーザー出力(W)
      彫刻 彫刻とカット
    MDF(6 mm) 40 60
    プラスチック板(1.6 mm) 40 40
    30 40
    アクリル(3 mm) 30 60
    スタンプ(2.3 mm) 40 30
    陽極酸化アルミニウム 40 -
    ノート PC バッグのレーザーカット

    レーザー加工機を使用したアイデア

    ご自由にダウンロードしてご利用いただけるレーザー彫刻用のテンプレートやグラフィックファイルを提供しています。加工手順も当サイトでご覧いただけます。

    アイデアを見る

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