プラスチックのレーザーカットおよびレーザーマーキング

Q: レーザー加工が可能なプラスチックの種類は？

レーザー加工機でのカッティングに適しているプラスチックはさまざまな種類があります。例えば、アクリルキャスト板、PESフィルム、発泡ポリエチレン、LaserFlex、ABS樹脂、アクリル押出板、ポリアミド（PA）、ポリブチレンテレフタレート（PBT）、ポリカーボネート（PC）、ポリエチレン（PE）、ポリエチレンテレフタレート（PET）、ポリイミド（PI）、ポリオキシメチレン（POM）（デルリンなど）、硫化ポリフェニレン（PPS）、ポリプロピレン（PP）、ポリスチレン（PS）、ポリウレタン（PU、PUR）など。

Q: 使用したいプラスチックがレーザー加工可能かどうかが分かりません。

トロテックでは、材料のサンプルを確認し、当社のレーザー加工機でお客さまのニーズに合わせて材料の加工が可能かどうかをチェックすることができます。また、処理の速度、彫刻やカットの品質を分析します。

Q: ファイバーレーザーでプラスチックのカッティングは可能ですか？

プラスチックのカットには、材料を分離するのに適した波長を持つCO2レーザーが推奨されます。一方で、プラスチックのマーキングにはファイバーレーザーが最適です。トロテックではどちらの機種も取り扱っています。

レーザー加工機でプラスチックをカット

トロテックのレーザー加工機は、PMMA（アクリル樹脂）、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリプロピレン、デルリン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエステル、ポリエチレンなど、さまざまなプラスチックを加工することができます。レーザーカットでは、非接触で部品を加工することができるため、摩耗がありません。アクリルをレーザーでカットすると、美しい断面に仕上がり、手直しの必要がありません。ポリエステルやポリカーボネートの場合は、レーザー光でバリを溶かし、ヘリのない断面を作ります。

レーザーマーキングでは、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリアミドなどのプラスチックに、素早く、最高の品質で恒久的なマーキングを施します。設定の手間を省き、マーキングがぶれる可能性もないため、単品や小ロットのマーキングも低コストで行うことができます。