紙のレーザーカット | Trotecレーザー

Q: カッティングに最適な紙の種類は？

基本的には、レーザー加工機ではどのような種類の紙でもカットや彫刻加工ができますが、弊社オリジナルのTrotec LaserPaperや、上質紙、板紙、ボール紙などは、特に繊細な彫刻や触覚効果が期待できます。

Q: 紙を焦がさずにレーザーでカットするために気を付ける点はありますか？

最も重要なのはレーザーの設定です。適正な周波数、高速度、出力を選択してください。また、真空を作成したり、テーブルの抽出を作動させたり、圧縮した空気をつくるエアーコンプレッサーの使用をお勧めします。焦点距離の短いレンズは、仕上がりに良い影響を与えます。弊社ホームページの「ラーニング＆サポート」のセクションで、材料加工に関するさまざまなヒントを解説していますので、ぜひご参照ください。

Q: ボール紙と板紙の違いは？

ボール紙と板紙は、パルプ、木材パルプ、古紙といった同じ原料から作られていますが、違いは主に質量の重さにあります。大きく分けて、段ボールは150～600g/qm、板紙は表面重量約600g/qm～（厚さ約1.5mm）です。

レーザー加工機を使用した紙・ペーパー加工

紙はとてもデリケートな素材の一つですが、レーザー加工機を使用すれば、はさみや型抜き等では表現しにくい繊細なデザインを加工することができます。しかも、その仕上がりはまさに「紙わざ」。プロ級のペーパーアートに匹敵する高い完成度です。紙・ペーパーのレーザー加工機の主な用途は、カット、彫刻、穴あけ、ミシン目、折り目加工です。紙やボール紙をレーザーで加工すれば、グリーティングカードやブックカバー、ギフト用のパッケージなどに、凹凸をつけたり、ロゴや写真、模様などを入れたりと、ユニークな彫刻を施すことができます。また、レーザーでのカッティングなら、切断面も美しく仕上がります。繊細な模様でも、高精度で品質の高いカッティングが実現します。