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ペーパーシーリングランプ

市販のコードセットに、レーザー加工機でカットした紙製のシェードを取り付けて、シーリングランプを作ってみましょう。

レーザーカッターで作ったペーパーシーリングランプ

準備

材料
  • フォトカードボード、または厚紙:約180~300 g/m2
  • 既製品のコードセット(LED電球付)
    ※このサンプルでは、IKEA コードセットHEMMAを使用しています。
  • 彫刻テーブルをカバーするための紙
使用機種
アクセサリー

ステップ・バイ・ステップ

紙のシェードをレーザーカットしたシーリングランプ
ステップ 1

ステップ1:デザインの作成

このサンプルのデザインデータをダウンロードして、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。ランプの実寸サイズに合わせてデータを拡大/縮小します。カットの模様を変えるなど、デザインをアレンジしてオリジナルを作成してもよいでしょう。

デザインPDF

デザインが完成したら、次にレーザー加工機用データに出力します。グラフィックソフトの印刷でプリンター:Trotec Engraverを選択し、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷を押して、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータを出力します。

印刷 > Trotec Engraver >環境設定 > 出力設定

●印刷のデータ出力設定

サイズ設定

User-defined size

  • アプリケーションから取る
  • ジョブサイズに最小化

材料設定

  • Paper
  • Cardboard

印刷設定(加工オプション)

  • 加工モード: 標準
  • 解像度: 500dpi
  • カットライン: なし
  • ハーフトーン調整: カラー

ヒント

カットの仕上りを良くするために次の2つのオプションも選択してください。

  • 高度なジオメトリ
  • 最初に内部ジオメトリ

※写真のスクリーンショットを参照してください。

ペーパーシーリングランプのデータ出力設定画面
ステップ 2

ステップ2:レーザー加工

JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアを起動し、ステップ1でデータ出力したジョブをJobControlのプレート上に配置します。次にJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。

パラメーター設定

  • パワー 17%
  • スピード 2.5%
  • 周波数 1000 Hz
  • エアアシスト ON

※本ページ下のJobControlをダウンロードして、JobControlソフトウェアにパラメーターをインポートすることができます。ただしJobControlのパラメーターをインポートする際、データベースに同じファイル名が既存している場合は上書きされますのでご注意ください。

※パラメーター設定は、加工する材料の材質によって異なります。カットを綺麗に加工するために、様々なパラメーターでテストすることをお薦めします。

パラメーターの設定後、材料をハニカム カッティング テーブル上にセットします。次にAtmos集塵脱臭装置 のスイッチを入れて、加工テーブル上の空きスペースを別の紙で覆います。こうすることで、加工テーブルの吸引力が強くなり、材料がずれるのを防ぐことができます。最後にフォーカスツールとレーザー加工機の操作パネルで焦点距離の位置決めをしたら、レーザー加工をスタートします。

レーザーカットした紙のシェードをランプホルダーに取り付ける方法
ステップ 3

ステップ3:取り付け

写真のようにレーザーカットした紙5~6枚を使って、球体のランプシェードになるようにホルダーに取り付けます。シェードの一方の穴をホルダーにはめ込み、反対側の穴も円を描くようにシェードを曲げてはめ込んでいきます。全てのシェードをはめ込んだら、リングで固定して、電球を取り付けて完成です。

注意事項

  • 電球はLEDを使用してください。
  • 電球とランプシェードが接触しないように十分なスペースを空けてください。

Speedyシリーズ
名入れに最適なレーザー加工機です。

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