カップに焦点を絞る

ロータリーアタッチメントを使った360度彫刻

ロータリーアタッチメントはどのような加工に使用しますか?

専用アクセサリーのロータリーアタッチメントをトロテックのレーザー加工機(SpeedyシリーズとSP500)に取り付けると、グラス、タンブラー、カップ、花瓶、ボトルなど円筒形や円錐状のオブジェクトに彫刻することができます。

ロータリーアタッチメントを使用すると、加工エリア内のY軸の動作がロータリーの回転の動きに変わります。またこのロータリーアタッチメントは、比較的様々な直径サイズの円筒形/円錐状のオブジェクトに対応することができます。

ロータリーアタッチメントの種類と対応機種

トロテックのロータリーアタッチメントには、大きく分けると、1)材料を2つのパーツで挟んで回転するコーンタイプと、2)材料を回転パーツの上に載せて彫刻するローラータイプの2種類があります。

また、ロータリーロータリーアタッチメントが取り付けられるレーザー加工機の対応機種は、以下の通りです。

ロータリーアタッチメントの対応機種
  • Speedy 100
  • Speedy 300
  • Speedy 360
  • Speedy 400
  • SP500

レーザー加工機の機種によって、ロータリーアタッチメントが異なります。
ロータリーアタッチメントの対応機種について、詳しくは下記ページをご覧ください。

ロータリーアタッチメント(レーザー加工機のアクセサリー)


ステップバイステップ

1. ロータリーアタッチメントの取付け

コーンタイプのロータリーアタッチメントについて、基本的な操作方法をご紹介します。

  1. 加工テーブル(彫刻テーブルまたはバキュームテーブル)の位置を下に移動します。
  2. レーザー加工機の電源スイッチを切ります。
  3. ロータリーアタッチメント(凹部分)を加工テーブルのルーラー(定規)(凸部分)にのせて、クランプで固定します。
  4. ロータリーアタッチメントのケーブルをレーザー加工機の内部にあるコネクタに接続します。コネクターは本体内部の左手前にあり、フロントパネルを開けるとコネクタの位置が確認できます。
  5. 取付けが完了したら、レーザー加工機の電源スイッチを入れます。

※ロータリーアタッチメントを取付ける際は、必ずレーザー加工機の電源スイッチをオフにしてください。

2. ロータリーアタッチメントに材料をセット

  1. 材料をセットする前に、彫刻する材料部分の直径を計り、後で入力するためにその値をメモします。
  2. 彫刻する材料(グラスやコップ)をロータリーアタッチメントのコーンで挟んでください。材料が円筒形でなく円錐形の場合は、ロータリーアタッチメントのロッカーレバーを使って、材料の角度を調節し、彫刻面を水平にしてください。ネジやレバーを締めて設定を固定します。
    ※Speedy 300/360/400のロータリーアタッチメントは、逆側の高さも調節できます。
  3. レーザー加工機のスイッチを入れ、初期確認動作が終了するまで待ちます。
  4. フォーカスツールで焦点位置を合わせます。

※レーザーヘッドがロータリーアタッチメント(コーン部分)とクラッシュしないように、ロータリーアタッチメントの位置を高くセットしないでください。

※取っ手付きの材料を加工する場合は、レーザーヘッドとの衝突を避けるため、レーザーが実際に彫刻するエリアに取っ手が入らないようにします。レーザー加工では材料が基本的に後方(左回り)に回転するので、写真のように取っ手のY軸(回転動作)をレーザーヘッドの少し後ろにセットします。

※1.5インチレンズなどの焦点距離の短いレンズは、焦点深度も小さくなります。レーザーヘッドがロータリーアタッチメント(コーン部分)とクラッシュしないように、焦点距離が長いレンズの使用を推奨します。

※安全のため、ロータリーアタッチメントが衝突しないようにノズルを外すことを推奨します。

3. JobControlへの出力

  1. 彫刻するデザインをグラフィックソフトウェア(CorelDRAW またはIllustrator)の中央に配置します。
  2. グラフィックソフトの印刷(プリント)をクリックし、「Trotec Engraver」を選択します。プロパティの出力設定で、サイズ設定、材料設定などを指定します。
    ※「ジョブサイズに最小化」にチェックを入れます。「ジョブサイズに最小化」を選択すると、レーザー加工に必要なグラフィックのエリアを最小サイズで出力できます。
    ※ここ(グラフィックソフトウェアの印刷)で右側にある「ロータリーアタッチメント」にチェックを入れる方法と、後からJobControlソフトウェアでチェックを入れる方法があります。
  3. JobControlソフトウェアでチェックを入れる場合は、設定の入力後、印刷(プリント)ボタンを押してJobControlにデータを出力します。

4. JobControlの設定

  1. JobControlソフトウェアを開き、設定メニューからオプションを選択し、「ハードウェア」→「アクセサリー」→「ロータリーアタッチメント」にチェックを入れ、さらに材料の直径を入力します。
    材料の直径を入力すると、JobControlソフトウェアが材料の外周を計算し、自動的にジョブサイズを適用します。ジョブデータの高さが材料の外周に適用します。これらの数値によって、JobControlソフトウェアが彫刻中の回転角度も計算します。
  2. 「Apply」ボタンと「OK」ボタンを押してこのオプション画面を閉じます。
  3. JobControlの画面にロータリーのイメージが表示されます。

※ロータリーアタッチメントを使用すると、加工エリア内のY軸の動作がロータリーの回転の動きに変わります。

5. レーザー加工の開始

  1. 出力したデザインデータ(ジョブ)をJobControlソフトウェアのプレート上に配置します。
  2. レーザー加工機とJobControlソフトウェアを接続します。
  3. レーザー加工機のルーラー(定規)とJobControl画面を見ながらXY位置を動かして、レーザーヘッドを彫刻する位置に移動します(レーザーポイントの位置決め)。
  4. JobControlの「スタート」をクリックして、レーザー加工を開始します。

関連ページ

加工サンプルでは「作り方」をご紹介しています。デザインデータやパラメーターもダウンロードできます。上記テキストまたは下記イメージをクリックして加工サンプルページをご覧ください。


さらに詳しい情報は・・・

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