Promotion4U、Speedy 300で生産をスピードアップ

「Promotion4U」は、国際的な卸売り業者であり、販促業界のリセラー向けにビジネスギフトを開発・製造しています。 ユニークな製品と目を引くカスタマイズを強みとしています。例えば、キーホルダー、トロフィー、メダル、ビニールステッカー、コースターなどを扱っています。オーダーメイドの製品も対応しています。

Promotion4Uは、クリス・マイダム氏によって2008年に設立され、当初は彼の物置で生産を行っていました。1年後には、会社の規模が急成長し、クリスさんと従業員は新しいビルに移りました。現在はオランダのハルデンベルフに拠点を構え、成功を収めています。オランダのハルデンベルフには、15名の従業員が在籍しており、さらに3人の従業員がドイツで主に販売とマーケティングを担当して、欧州の顧客をサポートしています。

レーザー加工機を導入したきっかけは、顧客から販促品に彫刻を希望する依頼が多かったことです。また、その中には通常のフライス盤では対応できない仕事も含まれていました。オペレーターのローラさんは「最初はフライス盤で彫刻を始めましたが、レーザー加工機ではもっと多くのことができると気付きました」と述べています。さらに、ローラさんによれば、フライス盤は実際にはかなり粗い仕上がりになるドリルのようなものだと話しています。「レーザー加工機を導入することで、本当にたくさんの新しい素敵な作品を作成することができるようになりました」と語っています。

関連会社の買収により、Promotion4Uはトロテックのレーザー加工機を手に入れました。最初はさまざまな製品に取り組みました。

この成功を受け、2020年にはPromotion4Uは初めて自社のトロテックSpeedy 300を購入しました。そして、2022年には2台目のSpeedy 300を購入し、この時は小型カメラシステム（Vision Print＆Cut）をオプションで追加しました。ローラさんは「私たちは受注生産に特化しており、単発のプロジェクトは行いません」と説明します。「2台のレーザー加工機があることで、作業がより速く進行します」。また、将来的にはレーザー技術を使ってより多くの用途への展開を計画しています。例えば、より大きなサイズの製品や金属などの素材を扱いたいと考えています。ローラさんのチームは、さらなる発展に取り組んでおり、3台目のマシンを導入する余地も十分にあると考えています。「レーザーマシンのおかげで、私たちはすべての製品を超高速で製造できるようになり、実際には自社の生産能力を超えて成長しているのです」と述べています。