--------------------------

複雑な表面のためのSpeedMark 3Dマーキング

最も生産性の高いバーチャルロータリーシステム

今日の産業界では、部品が平らであることはほとんどありません。曲面、傾斜面、段差面、多段面をマーキングする需要が高まっています。しかし、従来のガルボレーザーシステムは平面用に最適化されており、適切な焦点を合わせるために手動で調整したり、位置を変えたりする必要がありました。

このため、クランプ、アライメント、追加装置の使用など、余分なステップが発生し、生産が遅くなり、工程が複雑になります。

トロテックは、SpeedMarkerワークステーションとSpeedMarkソフトウェアの直感的な3Dマーキング機能により、スマートで効率的な自動化ソリューションを提供します。2つのコア機能がこれを可能にします:

  • バーチャル・ロータリ - 湾曲、傾斜、不規則形状の対象物に歪みのないマーキングが可能です。

  • フォーカス・シフター - 多段面への効率的なマーキング。

これらの機能により、機械的な調整や余分な工具が不要となり、産業環境における生産性、精度、柔軟性が向上します。

溝付きアルミニウム表面にトロテック・レーザー彫刻を施したレッドアルマイト加工アルミニウム部品

フォーカスシフター:1回の操作で複数の高さレベルに一貫したマーキングが可能

高さの異なる部品へのマーキングは、工業生産における一般的な課題です。SpeedMarkソフトウェアのフォーカスシフターは、光軸を自動的に適応させることでこれを解決します。

  • 簡単なセットアップ:高さレベルの追加や削除は、ソフトウェアの単一要素で行うことができます。

  • 正確で再現性の高いマーキングのための自動焦点調整

  • サイクルタイムの短縮とセットアップ作業の軽減

  • 複雑な形状や高トループット環境でも安定した結果を実現

最大フォーカスシフト:±50 mm(レンズによる)

高精度で金属棒にテキストをエッチングするトロテック・レーザーのマーキング装置

バーチャルロータリー:曲面への歪みのないマーキング

SpeedMarkのバーチャルロータリー機能により、回転アタッチメントや手動での位置決めを行うことなく、傾いた平面、球、ボウル、シリンダー、チューブなどの複雑な形状に正確なマーキングを行うことができます。

仕組み

  • 基準点を使用して形状を定義(傾いた平面の場合は3点、球体の場合は1点と半径など)。

  • 値を手動で入力するか、レーザーポインターでキャプチャします。

  • ソフトウェアが正しい焦点とマーキングパスを自動的に計算します。

あなたの長所

  • 低投資:回転アタッチメント、クランプ装置、専用治具が不要。
  • 簡素化されたワークフロー:セットアップ手順が少なく、手作業による再位置決めが不要。
  • 処理の高速化:セットアップ時間の短縮とマーキングサイクルの短縮
  • 高生産性:安定した品質で1時間当たりのマーキング個数が増加
  • ビルトインプレビュー:マーキング開始前に、目視確認と境界線マーキングで精度を確認。
  • 再現性の高い結果:60°まで傾いた表面でも、きれいで正確なマーキングが可能
トロテック・SpeedMarker 700 レーザー マーキング装置、密閉安全対策付き

SpeedMarkerシリーズ
個々の部品や大規模なバッチの工業用マーキング。

レーザーマーキング装置のご紹介

お気軽にお問い合わせください

  • 機械のお問い合わせ
  • 材料相談
  • 技術サポート
  • その他
会員 troGROUP Logo