動的データの処理
ネームタグ、販促物、種別プレートなどに使用できるテキストやバーコード。
(Ruby® バージョン 2.11 を指します)
導入とセットアップ
Ruby® のダイナミック・データにより、名前、シリアル番号、バーコードなどの可変コンテンツを使用して、レーザー・ジョブをパーソナライズおよび自動化できます。これは、バッチ生産、名札、販促品、工業用マーキングに特に便利です。
開始するには、以下が必要です:
- デザインファイル(SVG、PDF、またはRuby®で直接作成されたもの)
- 可変データ(名前、コード、数字など)を含むCSVファイル
Ruby®へのインポート
Ruby®を開き、管理画面に移動します。ここでは以下のことができます:
- デザインファイルのインポート
- CSVファイルをアップロードする
アップロードすると
- CSVファイルはData Sourcesの下に表示されます。
- デザインは「デザイン」の下に表示されます。
ダイナミック・データの追加とカスタマイズ
デザイン画面でデザインを開きます。Add Dynamic Dataツールを使用して、以下を行います:
- CSVカラムにリンクされたテキストフィールドを挿入します。
- レイアウト内での配置と書式設定
各ダイナミック・フィールドをデザインに合わせてカスタマイズできます:
- フォント、サイズ、配置を選択します。
- テキストを伸縮または形状に合わせる
- 出力タイプを選択:テキストまたはバーコード
バーコードとコードタイプの使用
Ruby®は、産業用および商業用の幅広いコードタイプに対応しています:
- QRコード
- データマトリックス
- コード128
- EANおよびUPC
これらのコードをテキストフィールドのように挿入し、CSVデータにバインドすることができます。
データバインディングを設定し、確定する
Prepare 画面で、デザイン内のダイナミック・フィールドをデータ・ソースにバインドします:
- データ・ソース・フィールドをクリックし、[Edit Bindings (バインディングの編集)] をクリックします。
- 必要に応じて、適切な列を選択します。
- 矢印を使用して、各レコードをプレビューします。
- バインディングの更新で完了
- 材料設定を選択します。
- ジョブをレーザーに送信します。
ヒント: バッチジョブにはアレイ機能を使用する(オプション)
Ruby®は、データとプレートサイズに基づいて、加工用の1ページまたは複数ページを自動的に生成します。