ミツロウシートのクリスマス・キャンドル
ナチュラル素材のミツロウシートでクリスマス・キャンドルを作りませんか。
レーザーカッターでカットし、手でくるくる巻いてパーツをつけたら完成です。
このミツロウキャンドルは、点灯すると甘いものが焦げたような美味しい香りがします。
甘い香りのキャンドルを灯して、スイート・クリスマスをお祝いしましょう。
準備
【本体】
- クリスマスツリー用ミツロウシート(2本分)緑1枚、黄緑または蜜1枚
- サンタ用ミツロウシート(1本分):赤1枚、蜜1/2枚
- ミツロウロウビキ芯 120mm:各キャンドルに1本
※アカリズムで販売している1シートのサイズは、215mm x 100mmです。
掲載写真はカットしたシートと芯です。
【オーナメント】
- 好きな色のミツロウシート:適量
【本体用ジグ】
- 紙1枚:215mm x 100mmのジグを作成できるサイズ
ステップ・バイ・ステップ
ステップ1: デザイン
本ページ下部のPDFテンプレート(cdrまたはpdfファイル)をCorelDRAW(コーレルドロー)で開き、デザインデータをJobControlソフトウェアに出力して、レーザー加工用のジョブを作成します。
ステップ2: レーザー加工
【本体のカット】
ジグにミツロウシートをセットして、レーザーカッターで斜線や直線をカットして、本体を作成します。
【オーナメント】
星、靴下、雪だるまなど、お好きな形にデザインしたデータをレーザーカッターでカットします。 粘着性のあるミツロウシートはカットラインがくっつきやすいので、加工後はすぐにカットラインに沿ってパーツを抜いてください。
ステップ3:レーザー加工機のパラメーター設定
【Speedy 100の場合】
レーザー出力20%、スピード2.5%、周波数1,000Hz、Pass 3、エアアシストON
【Speedy 300の場合】
レーザー出力30%、スピード0.5%、周波数1,000Hz、Pass 1,エアアシストON
ステップ4: シートを巻く
【クリスマスツリー】
カットした本体を手かドライヤーであたため、写真のように緑の上に黄緑(または蜜)を重ねます。キャンドルの芯を巻き始める側の端におき、シートを手でくるくる巻きます。
【サンタ】
写真のように白と赤のシートをくっつけて並べます。キャンドルの芯を巻き始める側の端におき、白と赤のシートが離れないように注意しながら、2つのシートを手でくるくる巻きます。巻いたサンタの本体を、もう一枚の赤のシートの上に置いて巻きます。
ステップ5: オーナメントで装飾
カットした2枚の星を手の熱であたためて、芯に挟んでクリスマスツリーの上部にくっつけます。
目などの小さなパーツは、レーザーカットで余った部分を手で丸めて、爪楊枝などで本体につけてください。接着剤を使用しなくても粘着性があるので、温めてから強く押すと接着します。
各デザインパーツは、本体を2枚作り、キャンドルの芯を挟むと完成です。下に爪楊枝を挟むとスティックキャンドルとして楽しめます。
ヒント
- 本体のカットには、紙でジグを作成して、ジグを使用したレーザーカットをおすすめします。
- ミツロウシートは粘着性があるため、レーザーカット後は、デザインしたパーツをミツロウシートからすぐに抜いてください。時間が経過するとすぐに硬くなり、カットしたラインが再びくっついて抜けにくくなります。
- 角の尖ったデザインや文字などの細いデザインは、ミツロウシートからの型抜きが難しいため適していません。
- 気温が低いと、巻いたりくっつけたりする作業が難しいので、暖かいところで行ってください。(レーザー加工機は15℃~25℃の場所で使用してください。)
- はさみ、定規、カッターマット、爪楊枝、ドライヤーなどの道具があると便利です。
ミツロウシートの購入
本ページのミツロウシートは、akarizm(アカリズム)のウェブサイトから購入できます。
・ミツロウキャンドル akarizm WEBSHOP
※ミツロウシートでつくる「くるくるツリーキャンドル・くるくるサンタキャンドル」は、akarizm(アカリズム)のオリジナルデザインです。akarizmの許可なく、無断で商用利用することはご遠慮ください。