フォーカスレンズ

最高の仕上がりを得るための最適なレンズ

レーザー加工機ですばらしい仕上がりの彫刻やカットを行うためには、正しいレンズを使うことが必須です。レーザーとレンズの仕組みは、カメラに広角レンズやクローズアップレンズを使うことと同じです。レンズは、それぞれ焦点距離が異なります。焦点距離はインチで表示されます。焦点距離とはレンズから材料までの距離です。フォーカスは、レーザービームが最適な位置でフォーカスされているエリアで、ビーム径は最小に収束されています。ビーム径は、フォーカスの前後で大きくなります。ビーム径が小さいということは、エネルギー密度(=強度)が高い、つまり「攻撃的」なビームであることを意味します。例えば、焦点距離が2インチの場合、カットまたは彫刻される材料の表面がレンズの下2インチ(=5.08cm)に位置するときに最大強度に達します。

正しいフォーカスレンズの選び方

正しいレンズの選択は、レーザー出力、材料の種類、グラフィックの細かさと解像度(dpi)、在柳雄の厚みなど、さまざまな要因によって決まります。一般的にグラフィックが繊細で詳細なほど、レーザー彫刻の際の焦点距離は短くなります。カットの場合は、材料が厚いほど焦点距離は長くなります。

トロテックのレーザー加工機は、以下のレンズが使用可能です。

(⚪=オプション、⚫=標準)

スピーディシリーズ
SPシリーズ

Speedy & SP シリーズの対応レンズ

レンズ Speedy 100/300/360/400 Speedy 100/300/360/400 fiber Speedy 100/300/360/400 flexx SP500 SP1500 Q400 Q500
1.5 inch CO2
2.0 inch CO2
2.0 inch CO2
クリアランスレンズ
Speedy 360のみ対応
2.5 inch CO2
2.5 inch CO2
クリアランスレンズ
2.85 inch flexx
3.2 inch fiber
3.75 inch CO2
4.0 inch CO2
(Speed 100を除く)

(Speedy 100 flexxを除く)
5.0 inch CO2
5.0 inch fiber ⚪(Speedy 100 fiberを除く) ⚪(Speedy 100 flexxを除く)
7.5 inch CO2

 ※ご購入時に対応レンズの中から1種類を標準レンズとして選べます。詳しくはトロテックにお問合せください。

焦点深度と焦点距離

焦点深度とは、物体面とレンズ間距離の許容範囲です。カメラで言えば、写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のことです。レーザービームの最適なフォーカス範囲は、焦点深度によって特定されます。焦点距離が長ければ長いほど、焦点深度は大きくなります。つまり、5インチレンズの焦点深度は、2.5インチレンズの約2倍になるということです。したがって、分厚い材料のカットには、2.5インチレンズよりも、5インチレンズを使用した方が焦点深度が大きくなり、まっすぐな断面で切ることができます。

焦点距離とレーザービームの直径

焦点深度と同様に、焦点距離が長ければ長いほど、レーザービームの直径も大きくなります。5インチレンズを使った時の直径は、2.5インチレンズの場合に比べて約2倍になります。レーザービームの直径が広いと、レーザーのエネルギー(ワット数)はより広範囲な面に拡散し、パワーの密度(ここでは熱量)は弱くなります。このため、焦点距離の長いレンズを使用することは、ラミネート(二層板)など、熱に繊細な材料に対してとても効果的です。さらに焦点直径が大きければ大きいほど、線幅が大きくなります。したがって焦点距離の長いレーザーで、広い線幅の範囲内をスピーディにカットすることができます。

レンズの使用条件

各レンズについて、推奨するレーザー加工の使用条件です。下記の表をご参考の上、機種(モデル)別の表と合わせて、レーザー加工の用途や目的、材料に適した正しいレンズを選んでください。

1.5 inch CO2 詳細なグラフィック(500dpi以上)、
細かい文字のゴムスタンプ
 
低出力レーザー、薄い材料(紙など)、 アクリル:6mm未満、木材:中程度の硬さで8mm未満
細かい文字のゴムスタンプ
 
2.0 inch CO2 中程度の解像度と詳細なグラフィック
(500dpi、100dpiまでに下げた解像度)、標準的な彫刻
 
中出力レーザー、アクリル:8mm未満、
木材:中程度の硬さで12mm未満
2.0 inch CO2
クリアランスレンズ
-
(主にカット用)
2.0 inch レンズの欄を参照。
レーザーヘッドと材料との焦点距離を長くする。
特に材料やグラフィックによって長い焦点距離が必要な場合に有効。
2.5 inch CO2 詳細ではないグラフィック、低解像度(500dpi未満)、
感熱材料(ラミネートなど)
高出力レーザー、アクリル:12mm未満、
木材:中程度の硬さで15mm未満
(焦点距離が短い場合よりも、切断面の質が向上)
2.5 inch CO2
クリアランスレンズ
-
(主にカット用)
 
2.5 inch レンズの欄を参照。
レーザーヘッドと材料との焦点距離を長くする。
特に材料やグラフィックによって長い焦点距離が必要な場合に有効。
2.85 inch flexx Speedy 300/360/400 flexxの標準レンズ。
CO₂レーザーとファイバーレーザーの両方を透過し、
レンズ変更なしで2つの光源に使用可能。
特長は、2.5 inch CO₂レンズと3.2 inch ファイバーレンズと同様。
特長は、2.5 inch CO₂レンズと
3.2 inch ファイバーレンズと同様。
 
3.2 inch fiber 非常に小さい焦点直径を加工する
ファイバーレーザーの標準レンズ。
解像度500dpi以上の詳細なグラフィック。
 
 
3.75 inch CO2 SP500のロータリー彫刻用レンズ。
直径50mm以下の円筒形の彫刻が可能。
 
 
4.0 inch CO2 木材を焦がすことで彫刻。高出力レーザーで詳細ではない
グラフィックのレーザー彫刻が可能。
 
気泡ゴム
5.0 inch CO2 -
(彫刻は使用不可)
高出力レーザー、アクリル:25mm未満,
木材:中程度の硬さで20mm未満
(焦点距離が短い場合より、切断面の質が向上)
5.0 inch fiber 真平らではない材料をラベリングする際の
ファイバーレーザー用レンズ。
焦点距離が大きいほど、フォーカスする許容範囲が大きくなる。
 
7.5 inch CO2 -
(彫刻は使用不可)
高出力レーザー、アクリル:40mm未満。
(焦点距離が短い場合よりも、切断面の質が向上)
レンズ 彫刻 / マーキングの使用条件 カットの使用条件

 ※ご購入時に対応レンズの中から1種類を標準レンズとして選べます。詳しくはトロテックにお問合せください。

Speedyシリーズ
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