新型コロナウイルス対策の看板

新型コロナウイルス感染症予防の看板やステッカーを、レーザー加工機で作ってみませんか。
デザインデータを用意しましたので、材料の二層板やアクリルがあればすぐに製作できます。
分かりやすく注意喚起できる案内板で、オフィスや店舗の感染症予防を見える化しましょう。

レーザー加工機で製作した「1m距離を置きましょう」ステッカー

準備

材料

「手洗い」の案内板1

材料

「手洗い」の案内板2

  • 裏面に薄くカラーコーティングしているアクリル板 グロッシー(光沢)/ホワイト(TroGlass reverse glossy/white):厚さ3mm、サイズ610 x 304mm
  • 二層板 ブルー/ホワイト (TroLase blue/white) :厚さ1.6mm、サイズ610 x 305 mm
  • 黒のアクリルペイント
材料

「距離を置く」ソーシャルディスタンスのステッカー

チップ

※組み立てや取り付けに両面テープや接着剤を使用します。予め裏面に両面テープ付きの板材を使うと便利でしょう。

※このサンプルのアクリルは、トロテック・レーザー(オーストリア本社)が販売しているレーザー加工用の材料「トロテック商材」を使用していますが、トロテック商材は日本で販売しておりません。類似品をご利用ください。

※パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。

使用機種
  • Speedy 300
  • 80W
  • 1.5インチレンズ
  • 加工テーブル:アルミニウム カッティング グリッド、またはハニカム カッティング テーブル

※他のSpeedyシリーズのモデルでも加工できます。

ヒント

薄い材料を加工する際は、吸引力を上げて材料を平らに保つためバキュームテーブル、または粘着マットを使ってください。または紙などで加工テーブル上の空きスペースを覆って、吸引力を上げてください。

※デザインデータは、CorelDRAWまたはIllustratorのグラフィックソフトウェアで開いてください。
sign-wash-hands-keep-distance.zip

ZIP

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ステップ・バイ・ステップ

レーザー加工機で製作した「1m距離を置きましょう」ステッカー
ステップ 1

ステップ1:デザインのデータ出力

このページのデザインファイルをダウンロードして、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。

英語のテキストは、必要でしたら下記のような日本語に変えてください。

例:「手洗い」、「手をしっかり洗いましょう」、「距離を置きましょう」、「ソーシャルディスタンス←離れて→」

次に加工する材料別にデザインデータをレーザー加工機用データ(=ジョブ)に出力します。デザインを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。

印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定

印刷のデータ出力設定

印刷設定(加工オプション)
加工モード 解像度 カットライン
標準 500dpi なし
ハーフトーン調整 その他
- 高度なジオメトリ
最初に内部ジオメトリ
ステップ 2

ステップ2:レーザー加工

加工する材料を加工テーブルにセットします。加工テーブル上の空きスペースを紙などで覆います。そうすると加工テーブルの吸引力がアップし、加工中の粉塵や煙が十分に吸引できて加工品質が良くなります。

彫刻加工の場合、アクリル板の保護シートが溶けて材料に付着する場合がありますので、アクリル板(加工する面側)の保護シートを剥がします。

次にJobControl®(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力した加工する材料のジョブ(合板用)をJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。

パラメーター設定

材料 カラー 加工の種類 パワー (%) スピード (%) 解像度/周波数(ppi/Hz) パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット ディレクション アドバンス
二層板
(屋外使用向け)
TroLase Foil
彫刻CO2 55 80 500 1 off 1.5 ボトムアップ(下から上) -
  カットCO2 40 1 2000 1 on 0 - -
二層板TroLase 彫刻CO2 65 80 600 1 off 1.5 ボトムアップ(下から上) -
  カットCO2 60 1 2000 1 on 0 - -
裏面に薄くカラーコーティングしているアクリル板TroGlass Reverse 彫刻CO2 18 20 500 1 on 0 ボトムアップ(下から上) -
  カットCO2 60 1 2000 1 on 0 - -
レーザー加工機で製作した「手を洗いましょう」の案内板
ステップ 3

ステップ3:仕上げ

カットしたパーツの裏面に保護シートがあれば剥がします。

パーツの断面や表面に加工カスが残っていたら、水で湿らせた布で拭いて綺麗にします。

裏面に薄くカラーコーティングしているアクリル板は、裏面の彫刻した部分に黒のインクを塗ります。

  • 「手洗い」の案内板1:黄色の二層板に、青の手洗いマークを取り付けます。
  • 「手洗い」の案内板2:裏面に黒インクを塗ったアクリル板に、青の手洗いマークを取り付けます。
  • 「距離を置く」ステッカー:必要な箇所に取り付けてください。

 色や素材、さらにデザインも変えてアレンジしてみてください。誰にでも分かりやすい案内表示を作って、感染症予防を促進しましょう。

Speedyシリーズ
名入れに最適なレーザー加工機です。

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