木製ヒゲ用コーム

デザイナーのAndrei Bulaiさんは、ご自慢のお髭をとかすためにヒゲ用コーム(髭クシ)をトロテック・レーザーで作りました。素敵なおヒゲのメンテナンスに、あなたもぜひヒゲ専用の櫛をレーザーで手作りしてみませんか?

レーザー加工機を使って作ったヒゲ用コーム

準備

材料
  • MDF:600x300mm、厚さ3mm
  • 加工テーブルルの空きスペースをカバーする物(紙など)
  • このサンプルの材料は、トロテック・レーザー(オーストリア本社)が販売しているレーザー加工用の材料「トロテック商材」を使用しています。

    ※トロテック商材は日本で販売しておりません。類似品をご利用ください。

使用機種
  • Speedy 360,
  • 100W
  • 2.0インチレンズ
  • ※このサンプルでは、スピーディできれいにカットするために2.0インチレンズを推奨します。
    Speedyシリーズの他の機種でも加工できます。

アクセサリー
  • 加工テーブル:ハニカムカッティングテーブル
  • ※加工テーブルの吸引力を強くするため、加工テーブル上の空きスペースを別の材料(紙など)で覆いましょう。

ステップ・バイ・ステップ

レーザー加工機で製作したヒゲ用コーム
ステップ 1

ステップ1:デザインのデータ出力

このページ下のデザインファイル(PDF)をダウンロードして、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。

次に3種類のデザインから加工したいデータを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。

設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。

印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定

印刷のデータ出力設定

印刷設定(加工オプション)

加工モード 解像度 カットライン
標準 500 dpi none
ハーフトーン調整 その他
カラー 高度なジオメトリ
最初に内部ジオメトリ
レーザー加工機を使って作った木製ヒゲ用コーム
ステップ 2

ステップ2:レーザー加工

材料の木板を加工テーブル上にセットします。

次にJobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力したジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。

パラメーター設定

カラー 加工の種類 パワー (%) スピード (%) 周波数(ppi/Hz)
彫刻 CO2 55 50 500
カットCO2 100 1.8 1000
パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット アドバンス
1 on 6 mm -
1 on - -

※パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。

レーザー加工機を使って作ったヒゲ用コーム
ステップ 3

ステップ3:仕上げ

レーザーで彫刻とカットが完了したら、丁寧に板材からカットしたクシを外します。特に細い櫛歯が折れないように注意してください。水で湿らせた布でクシを拭いてきれいにします。これで粋なヒゲ用コームの完成です。

Speedyシリーズ
名入れに最適なレーザー加工機です。

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