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切り絵のカード

レーザーで芸術作品のような切り絵を作ってみませんか?
トロテック商材のカラーペーパーを数枚カットして重ねるだけで簡単に作れます。
趣向を凝らしたギフトカードとしてもきっと喜ばれるでしょう。

レーザーカットして紙を重ねた切り絵

準備

材料

1. LaserPaper(レーザー加工用の紙)A3、各1枚ずつ

  • タンジェリン
  • スレートグレー
  • ブルー
  • ダークブルー
  • ブラック

2. 両面テープ

3. 空いている加工テーブルのエリアを覆う材料(紙など)

このサンプルの材料は、トロテック・レーザー(オーストリア本社)が販売しているレーザー加工用の材料「トロテック商材」を使用しています。

※トロテック商材は日本で販売しておりません。類似品をご利用ください。

使用機種

※細かいデザインのカットのため、1.5インチレンズを推奨します。
※他のSpeedyシリーズのモデルでも加工できます。

アクセサリー
  • 加工テーブル:
    バキュームテーブル+ハニカムカッティングテーブル
DIY-lasercut-paper-silhouette.zip

ZIP

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ステップ・バイ・ステップ

LaserPaperの印刷設定画面
ステップ 1

ステップ1:デザインのデータ出力

このページ下のデザインファイルをダウンロードして、cdrかpdfファイルをグラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。

次にデザインをカラーペーパー毎にレーザー加工機用データ(=ジョブ)に出力します。タンジェリンのデザインを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。

同様に残り4色のデザインデータを出力します。

印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定

印刷のデータ出力設定

印刷設定(加工オプション)
加工モード 解像度 カットライン
標準 500dpi なし
ハーフトーン調整 その他
カラー

高度なジオメトリ
最初に内部ジオメトリ

様々の色のLaserPaper
ステップ 2

ステップ2:レーザー加工

加工するデザインデータに合った色の紙をハニカムカッティングテーブルの上にセットします。吸引力の効果を上げるために、空いているスペースに加工しない紙などを置いて加工テーブルを覆います。

次にJobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力したジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。

残りの4色、4データも同様に一枚ずつ加工します。

パラメーター設定:彫刻用

彫刻 CO2 40 70 500
カラー 加工の種類 パワー(%) スピード(%) 周波数(ppi/Hz)
1 ON 0mm 高品質
パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット アドバンス

パラメーター設定:カット用

カラー 加工の種類 パワー(%) スピード(%) 周波数(ppi/Hz)
カットCO2 15 1 1,000
パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット アドバンス
1 ON 0mm -

※パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。

トロテック商材のパラメーターは下記よりダウンロードできます。

レーザーパラメーター

※これらのパラメーターは参考値のため、必ず加工テストをして最適な値を調整してください。

両面テープでレーザーカットした紙を接着して、マルチレイヤーの切り絵を完成させます
ステップ 3

ステップ3:組み立て

タンジェリンを一番下の土台にします。それから下記の色の順番で、両面テープを使って接着していきます。

  • スレートグレー
  • ブルー
  • ダークブルー
  • ブラック(一番上)

なぜトロテック商材を使うの?

トロテック商材のLaserPaperは、レーザー加工用に作られた紙なので、レーザーによるコントラストやカットラインが綺麗に出ます。また様々なカラーバリエーションもラインナップ。招待状、パンプレット、名刺、グリーティングカードなど様々なペーパー作品が作れます。

レーザーカットした切り絵

もっとアイデアをプラス!

  • 薄いTroLase ADA(アクリル)をカットして、それぞれの紙の間にスペーサーとして接着します。紙と紙の間に空間ができるので、立体感が生まれます。
  • タンジェリンの紙を和紙やランプシェードに使う白い紙に変えて、切り絵に背面から電光やイルミネーションを当ててみてください。幻想的な影絵としても楽しめます。
  • 名前を彫刻したギフトカードなど、色々アレンジしてみましょう。

Speedyシリーズ
名入れに最適なレーザー加工機です。

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