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Rubyの材料データベースとエフェクトリスト

Ruby®では、マテリアルエフェクトを使用し、材料のパラメーターを設定します。本ぺージでは、マテリアルエフェクトの内容と使い方をご案内します。 

材料ごとに設定できるレーザーパラメーター

レーザーソフトウェアRuby®の主な特徴は、データの編集性を最大限に高めた、分かりやすいユーザーインターフェースです。

Ruby®の材料パラメーターには、一つの材料に対して様々な効果を追加することができる「エフェクトリスト」という機能があります。例えば材料に対し、「彫刻詳細」「彫刻速度」「高品質写真彫刻」「カット品質」など、さまざまなカットや彫刻の効果を追加することができます。エフェクトリストは、ニーズに応じてカスタマイズし、名前を付けることができます。そして、各効果に設定したパラメーターを保存することができます。

レイヤー(色)は、ジョブやカット、彫刻の好みに応じて、個別に割り当てることができます。

材料にエフェクトを追加

材料データベースには、材料リストとエフェクトリストがございます。各材料に効果(エフェクト)を追加することができます:

  • 登録済みの材料を選択、または新規の材料を作成
  • 新規の材料には、「彫刻品質」と「カット品質」のエフェクトがデフォルトで設定されます
  • 新規のエフェクトを追加するか既存のエフェクトと置き換えてください: 追加のエフェクトは、エフェクトリストにあります。追加したいエフェクトをクリックし、材料に追加してください。または既存のエフェクトと置き換えることもできます。
  • 新規のエフェクトを追加:  "+" マークをクリックし、新しいエフェクトを作成できます。新規 エフェクトは材料パラメーターに追加し、設定することができます。

JobControl®の材料データベースは 使えますか?

 JobControl®をお使いの場合は、Ruby®をJobControl® がインポートされているパソコンにダウンロードすると、材料データベースが自動的にRuby®にコピーされます。

また、パラメーターはインポートとエキスポートができるので、パラメーターのデータが消える心配はございません。

Ruby®では、エフェクトリストを使用することによって、解像度が異なる彫刻も一つのジョブに施すことができます。

パラメーターは、次の項目の設定ができます

材料データベース: 材料の種類別、エフェクト別にパラメーターを 設定することができます
パワー: レーザーの出力をパーセントで指定
速度: カットまたは彫刻の速度をパーセントで指定
dpi/Hz: 画像の解像度をドロップダウンメニューより選択 - ppiは自動的に設定されます
周波数(ヘルツ) は 1,000 から 60,000 Hz (1 ~ 60 kHz)の範囲内で選択
レーザーソース: CO2 または fiber

アドバンス設定

エアアシスト: エアアシストの有効化・無効化を選択
Zオフセット: Z軸を上下にコントロールすることで、フォーカスを設定
パワー補正: 動きが低速なとき(カットモードでカーブを曲がる時や彫刻モードでの加速時など)に設定するレーザーパワーに対する最小パーセンテージ
方向: 彫刻方向の変更(トップダウン、ボトムアップなど)
ディザリング: ハーフトーンの標準的な設定
彫刻モード:  -標準: ヘッドが左から右に動いて彫刻
-一方向: 各線は同じ方向に彫刻されます(注:この機能は特殊な場合に使用します。彫刻時間が長くなりますのでご注意ください。)
高品質: 色が高品質モード(オブジェクトの最大横幅に合わせ均一にレーザーヘッドが動作)で処理されます
下のレイヤーを彫刻: 重なるレイヤーがある場合、両方のレイヤーを彫刻します
レリーフ:

様々な深さに材料を彫ることができます。グラフィックのグレースケール値に応じて、レーザー出力をコントロールすることができます。暗い領域は高出力、黒はフル出力で処理されます。

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