スタンプを作って、シンプルな紙袋をオリジナルバッグに変えましょう。

独自のスタンプを作れば、少量のオリジナル紙バッグを作るのに最適です。


材料

  • レーザー加工用スタンプラバー:trodat社製 AERO+ 厚さ5mm A4サイズ
  • スタンプホルダー:trodat社製 professional 5212, 116x70 mmサイズ
  • 紙バッグ

※日本で取り扱っているスタンプラバーは、厚さ2.3mmのみです。

使用機種

  • Speedy 360
  • 120W
  • 1.5インチレンズ
  • 加工テーブル:アルミニウム カッティング グリッド

※他のSpeedyシリーズ・モデルでも加工できます。

ダウンロード

デザインデータ(cdr/pdf)

※デザインデータは、CorelDRAWまたはIllustratorのグラフィックソフトウェアで開いてください。


ステップバイステップ

ステップ1:デザインデータ出力

このページのデザインファイルをダウンロードして、グラフィックソフト(CorelDRAWまたはIllustrator)で開きます。あるいはオリジナルのデザインを作図します。デザイン作成の注意点は、モチーフとフォントは強めがベストです。あまり細かすぎる線は、スタンプが安定せずにゴムが剥がれてしまうのでデザインでは避けてください。

詳しくは下記をご覧ください。

スタンプを彫刻するヒント

次にデザインデータをレーザー加工機用データ(=ジョブ)に出力します。デザインを選択し、グラフィックソフトの印刷でプリンター「Trotec Engraver」を選択、環境設定をクリック、出力設定タブを表示して下記を設定します。設定が完了したら最後に印刷のOKを押すと、JobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアにデータが出力され、自動でジョブが生成されます。

印刷 > Trotec Engraver > 環境設定 > 出力設定

印刷のデータ出力設定

印刷設定
サイズ設定 加工モード 解像度 カットライン
Professional 5212を選択、またはuser-defined sizeを選択し(幅)116x(高さ)70mmの数値を入力 スタンプ 500 dpi 変更可能
ハーフトーン調整 ショルダー その他
モノクロ medium 高度なジオメトリ

ステップ2:レーザー加工

材料のゴム板を加工テーブルの上にセットします。彫刻毎にゴム板が吸引されるので、ゴム板が動かないように固定します。

ゴム板を固定する方法

  • Atmos Duo Plusのような排気機能に優れた集塵脱臭装置を使用する
  • マスキングテープや両面テープなどでゴム板を固定する
  • 粘着性のあるマットを使用する
  • 吸引力を良くするため、加工テーブルの空きスペースを紙などで覆う

次にJobControl®(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアをPC画面に表示し、ステップ1でデータ出力した加工する材料のジョブをJobControlのプレート上に配置します。それからJobControlの「材料テンプレート」を開いて、下記のパラメーターを設定します。パラメーターの設定後、レーザー加工を開始します。

彫刻加工:4回のパス(繰り返し彫刻)

5mm厚のゴム板に彫刻を4回行います。

先ずパラメーター設定で“カット”を“スキップ”に設定します。フォーカスツールで焦点の位置決めをしたら最初の1回目の彫刻を行います。

彫刻後、ゴム板上の加工カスを写真のように掃除機で吸い取ります。その際、ゴム板がズレないように注意してください。同様の彫刻加工を残り3回繰り返します。

2回目以降も各彫刻の前に再び彫刻した面の上にフォーカス(焦点の位置決め)を合わせてください。そして加工後はゴム板がズレないように注意して、掃除機でゴム板の上を綺麗にしてください。

※機種のパワー(W)によっては、彫刻が強い場合があります。削り具合を確認しながらパワー(W)や彫刻する回数(パス)を調整してください。

カット加工

彫刻後にカット加工を行います。パラメーターは“カット CO2”を選択し、”彫刻 CO2”はスキップにしてください。

パラメーター設定

カラー 加工の種類 パワー (%) スピード (%) 解像度/周波数(ppi/Hz)
彫刻 CO2 100 15 1000 ppi
カット CO2 100 0.5 1000 Hz
パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット ディレクション アドバンス
1 on、最大 -  トップダウン(上から下) 高品質
1 on - - -

※パラメーターは、加工する材料の材質や色、そしてレーザー加工機の機種やレーザー出力(W)によって異なります。仕上がりの良い最適な加工を検出するために、いくつかのパラメーターでテストすることをお薦めします。


ステップ3:組み立て

加工したゴム板を取り出し、写真のように歯ブラシと水で洗浄します。乾燥後、スタンプ台の上にゴムを取り付けます。最初はキッチンペーパー等に数回試し印をしてみましょう。実際の紙袋にスタンプを押せば、オリジナルの紙バッグが完成です。


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スタンプなら短時間で簡単に紙バッグをオリジナル化できます。ビジネスをビジュアル訴求するために、ロゴやオリジナルデザインのスタンプを作成し、紙バッグ、封筒、段ボールなどに押してオリジナルのプロモーショングッズを作ってみましょう。。


代替案:3回のパスで深い彫刻

上記でご紹介した4回彫刻の代わりに、3回で深く彫刻する方法もあります。3回彫刻の場合は、印刷設定で解像度1000dpiに設定し、高い解像度にして深く彫刻します。

但し、解像度が高いとレーザーの彫刻時間もさらに必要になりますので、3回彫刻に必要な時間は、4回彫刻の場合とほとんど同じです。

4回彫刻と同様に、①パラメーター設定で“カット”を“スキップ”、②焦点の位置決め、③レーザー彫刻、④彫刻したゴム板上のクリーニングの工程を行い、残り2回②~④の加工プロセスを繰り返します。

3回彫刻では次の印刷設定とパラメーターを使用してください。

印刷設定

サイズ設定 加工モード 解像度 カットライン
Professional 5212を選択、またはuser-defined sizeを選択し(幅)116x(高さ)70mmの数値を入力 スタンプ 1000 dpi 変更可能
ハーフトーン調整 ショルダー その他
モノクロ medium 高度なジオメトリ

パラメーター設定

カラー 加工の種類 パワー (%) スピード (%) 解像度/周波数(ppi/Hz)
彫刻 CO2 100 25 1000 ppi
カットCO2 100 0.5 1000 Hz
パス(繰返し) エアアシスト Zオフセット ディレクション アドバンス
1 on、最大 - トップダウン(上から下) 高品質
1 on - - -

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