デルリンレーザー彫刻

デルリン

レーザー彫刻

デルリンとは?

デルリンとは商標名で、ポリアセタール(POM)の一種です。レーザー加工機で表面を簡単に加工することができるので、レーザー彫刻に適した材料として知られています。

デルリンの用途は、シールプレスやポケットシーリングなどです。デルリンのエンボス加工を活用し、公証人、企業、エンジニア、政府機関は、重要文書の偽造を防ぐために、署名と共にレリーフの刻印をつけます。他にも優雅なエンボス加工を施して、文房具や招待状などにも使用されます。ロゴや住所など一般的な使用から、オリジナリティやクリエイティブなものにまで多彩なアプリケーションをもつ材料です。


サンプル



アプリケーション例

デルリンは、シールプレスとポケットシーリングの作成に多く用いられます。プレスの場合は、紙にエンボス加工を施すポジティブレリーフとネガティブレリーフの両方に使われます。ポジティブレリーフ(雄型)は黒の背景に白の文字で作られ、ネガティブレリーフ(雌型)は反転(ミラー)で作られます。トロテックのJobCreatorレーザーソフトウェアを使えば、両方のレリーフを自動的に作成できるので、準備が特に簡単です。

エンボスで封印

デルリン彫刻にレーザー加工機を使う理由

レーザー加工機は、加工前に取り付けるフライスカッターやドリルなどの切削工具や、加工後の研磨作業が不要です。また、フライス盤やミーリングマシンによる彫刻では、加工中に材料をクランプやバキュームで固定する必要がありますが、レーザー加工機ではこれらの固定器具も不要です。したがって、レーザー加工機を使用すれば、作業時間の短縮とコスト削減になります。

レーザー技術の特長と機能

低コストで効率的な加工

  • 複雑な輪郭や独特な形状の彫刻やマーキングを効率よく行えます。

Trotecのメリット!

  • トロテックのSpeedyシリーズは、最高加工速度3.55m/秒と加速度5G、市場で最速のレーザー加工機です。

非接触加工

  • フライス盤と違って時間のかかる材料の固定が不要
  • 固定器具によって、材料を傷つけたり、材料が歪んだりすることがありません。

Trotecのメリット!

  • トロテックは、全てのレーザー加工に最適なスペックを提供するために、豊富な種類の加工テーブルをラインナップしています。

製作フローをシンプルに

  • グラフィックソフト(CorelDRAW、Illustrator、CADなど)でデザインしたら、印刷コマンドでデータをレーザー加工機に送信できます。

Trotecのメリット!

  • トロテックが独自に開発したレーザー加工機専用の出力ドライバーソフトウェア、JobControl®(ジョブコントロール)は、ユーザーに便利な機能を多彩に搭載。高品質なレーザー加工を直感的に効率良く操作できます。

1台3役の卓越したマシン

  • カット、彫刻、マーキングの加工が1台で可能
  • 小さなフォントや精密なディテールの彫刻が可能

Trotecのメリット!

  • 高品質の光学部品を採用することで、最適なレーザービームを生成します。

高精度で安定した加工、長い耐用年数

  • レーザービームは材料加工による摩耗無し
  • フライス盤と違って、切削工具の交換は必要ありません。

Trotecのメリット!

  • CeramiCore(セラミコア)テクノロジーによるレーザー発振器を採用し、高精度で安定した加工と長い耐用年数を実現。

トロテックの推奨製品

デルリンを彫刻するためのコツ

シールプレス製造において特に注意が必要なこと

2フォーム間の密着度合いの高さが重要です。また、適切な彫刻の深さを補償することも重要です。彫刻の深さは0.25mm以上でなければなりませんが、0.50mmを超えないようにしてください。彫刻が浅すぎると、エンボス加工がほとんど見えません。彫刻が深すぎると、紙が裂けることがあります。パラメータを決定すると、JobControl®ソフトウェアの材料データベースに保存され、いつでも取り出すことができます。

完全な結果を得るために選択すべきテキストサイズ

テキストまたはグラフィック要素のサイズは少なくとも0.5mm、または5ポイントのフォント以上にしましょう。80 g/m²より大幅に重い紙を使う場合は、グラフィック要素のサイズも大きくする必要があります。

プレスが紙を切断しないようにする方法

シールプレスでの問題点はデルリンの切断面が鋭すぎることが多く、パンチが紙を切断してしまうことです。コツ:レーザーのフォーカスを約2mm(=Z軸で2 mmオフセット) ぼかすことで、エンボス加工の結果が維持されますが、切断面が多少丸くなり、紙が切れにくくなります。