導入事例「秋田公立美術大学」

秋田公立美術大学は、新しい芸術領域の創造に挑戦している大学です。「自然と伝統文化に恵まれた秋田の文化的資源を活用し、芸術のもつ可能性、公共性を探求し、秋田から全国、世界へと、自らの芸術的感性と創造性をいかす社会に貢献する人材を送り出すこと」を基本理念としています。

2016年、トロテックの中型レーザー加工機Speedy 300  (スピーディ300)を導入し、作品制作のプロトタイピング、展示ツール、ワークショップ用の商品開発、実物制作等に幅広く活用しています。

トロテックのレーザー加工機について、大学院複合芸術研究科の今中教授にアンケート形式でご回答いただきました。

【ご回答者】秋田公立美術大学 美術学部ものづくりデザイン専攻 大学院複合芸術研究科 教授  今中 隆介(敬称略)

公立大学法人秋田公立美術大学

秋田県秋田市新屋大川町12-3         

ウェブサイト

レーザー加工機の用途
  • 作品制作のプロトタイピング、展示ツール、パッケージ、ノベルティグッズ、ワークショップ用の商品開発、実物制作
使用機種
  • Speedy 300 レーザー加工機(CO2:75W)1台
  • Atmos Duo Plus 230V 1台
使用グラフィックソフト
  • Adobe Illustrator

レーザー加工機をどのように使用していますか?

【今中教授】主に作品制作(家具や雑貨の提案など)のプロトタイピングに使用しています。その他、展示ツール、パッケージ、ノベルティグッズ、ワークショップのための商品開発など、実物制作としても利用範囲が広がりを見せています。よく使用する素材は、MDF板、シナ合板、アクリル板、厚紙などです。

なぜレーザー加工機を導入したのですか?

【今中教授】美術大学としてものづくりや表現の世界に、デジタルファブリケーション(レーザー加工機のほか、3Dプリンター、CNCマシンなど)の導入が必須となった現在、これからのクリエーションを担う学生に向けて先端ツールに触れる機会を提供しなければならない義務がありました。レーザー加工機によって平面素材でのプロトタイピングのスピードは飛躍的に高速化したことで、空間認識能力の導入課題において学生の考える力は飛躍的に向上しているほか、工芸(漆芸、陶芸、木工、ガラス、染織、金工)にデジタルファブリケーションを導入することによる、新たなものづくり(工芸+デザイン+デジタルツール)のあり方を開拓していきたいと考えています。

トロテックを選んだ理由を教えてください

【今中教授】①導入事例が豊富だったこと、②販売店(株式会社青森共同計算センター)による、レーザー加工機の進化の歴史からトロテック製品以外のメーカーとの性能比較に至るまで丁寧かつ豊富な情報提供があったこと、③購入前に学生に向けた実機デモを開催してもらい性能確認が出来たことなどが購入の決め手になりました。それまでに使用していたレーザー加工機に比べ、圧倒的な速度と精度には目を見張るものがあり、なおかつメンテナンスの簡便さや充実したメーカーサポート、簡単なレクチャーを受けるだけで使用開始できる直感的な操作感も購入動機となりました。

トロテックを導入して良かった点は?

【今中教授】最も良かった点として、購入動機でも述べました、発想段階において試作回数の圧倒的なスピードアップによる繰り返しが、着実に学生たちの思考力を向上させています。また充実した保守契約によるメンテナンスと故障時のアフターケアには大変感謝しています。改めて購入した実機の製造クオリティの高さも実感しています。

今後、レーザー加工機を活用した新しいプランがありましたら教えてください。

【今中教授】本学は小規模の大学がゆえに、各領域の工芸工房や制作室がコンパクトなエリアに集中しており、レーザー加工機に代表されるデジタルファブリケーションとアナログ工房との実際的な距離が近いことは、工芸的手仕事とデジタルツールを結びつけたものづくりの実験を行うにあたって、とても優位であると捉えています。工芸とデザインの領域を統合した専攻で研究と教育に取り組んできたことから「工芸×デザイン×デジタルファブリケーション」による、日本の未来のものづくりにチャレンジしていきたいと考えています。

現在、そして将来、教育分野において、レーザー加工機はどのような役割を果たすとお考えでしょうか?

【今中教授】レーザー加工機を含むデジタルファブリケーションは、加速を続ける情報化社会と人工知能(AI)の進化によって、生産と消費が分離した社会から誰もが必要なモノを自らつくり出せる時代を近い将来もたらすのではないでしょうか。設計やデザインといった役割がAIに置き換わることで、誰もがAIを通じた対話のなかで構造と機能と形態のすべてにおいて完成度の高い設計を完成させ、その情報がデジタルファブリケーションに直結し自動製造が可能となる社会はもうそこまで来ています。その中で、本学の教育分野でもある工芸やデザイン領域に於いて卓越した手技によるものづくりはどのような姿で存在し続けるのか、畏怖の念を抱きつつもその未来を肯定的に捉えることで研究と教育に活かしていきたいと考えています。

レーザー加工機の活用例

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