作品タイトル:Tuberosa

トロテック・ユーザー
~お客様の声~ 
コスチュームデザイナー
Kaori Tamura 第1回

公開日: 23.05.2018

コスチューム制作にレーザーカッターが活躍

トロテック・レーザー・ユーザーの HappyPrinters(原宿)が運営している HappyFabric のクリエイター支援プロジェクトで、舞台衣装を中心にコスチュームデザイナーとして活躍している田村香織さん。受注制作でダンサーの衣装を制作している田村さんが、トロテックのレーザーカッターを使って制作したコスチュームと作り手としての思いを語ってくれました。

作品コンセプトや動きからデザインを提案する田村さんは、意欲的にレーザーカットした作品の制作に取り組んでいます。

【使用背景】

手作業による細かい布のカットが負担に

「2016 年にはじめてレーザーカッターを使ってから、ますます発想の幅が広がりました!」と語る田村さん。コスチューム制作において、数あるファブ施設の中でHappyPrinters を利用しようと思った理由は、ファブリックについての知識と経験豊富なスタッフが親身に相談に応じてくれたから。そこでトロテックのレーザーカッターに出会い、テキスタイルのレーザーカットにおいて、丁寧なサポートを受けながら少しずつ新しいことにチャレンジすることができたと。

実際にコスチュームに使用する布をレーザーカットしてみて、「これまでは衣装のパーツを自分でカットしてきましたが、レーザーカッターは自分の手の動きをそのままカットしているのでスゴイ!と衝撃を受けました」と語っていました。

【使用効果】

作りたいものを作るために、どのように技術を組み合わせていくか。

ダンサーの独特の表現力を最大限に活かす衣装を制作するために、田村さんはダンサーのルーツ、ストーリーに寄り添いながらイメージを具現化し、思い描いた作品の創出に努めています。そこで、レーザーカッターは彼女の作品作りの強力なサポートであり、レーザーカッターだからこそ表現できるダンスコスチュームを作ってみようと思ったと述べています。

レーザーカッターを使ってコスチュームを制作してみて感じたこととして、「アナログではできないことへのジャンプ力がレーザーにはある」、「レーザーカッターを利用することで、作業時間の短縮ができた分、他のクリエイティブな作業に時間を費やすことができた」とレーザーカッターの活用効果を話してくれました。

田村さんが、これまでレーザーカッターを使用して制作したコスチュームは 3 作品。いずれもポリエステルとレース(化繊)を使用していますが、化繊はレーザーカッターと相性が良く、ほつれのない美しいカットが可能なので、切り放しで後処理が不要だと。

今後は布以外の素材をレーザーカットしたパーツを使って作品作りをしていきたいと語ってくれました。

レーザーカッターを使ったどのような作品が次に誕生するのか、今から待ち遠しい限りです。
トロテックはこれからも田村香織さんのチャレンジ精神に富んだデザインの展開に注目しています。

(取材2018年5月)
※本文に記載している内容は、取材時の情報です。

作品タイトル「melting point」

穴をレーザーカットしたワンピース

トロテック・レーザーを使って制作した第 1 作目の作品

モデル:Natsuko Kuroda

切り絵原画:Yuka Ishikawa

撮影:Hideto Maezawa


作品タイトル「Tuberosa」

モチーフをレーザーカットしたオフホワイトのドレス

トロテックレーザーを使って制作した第 3 作目の作品

モデル:Junko Toyonaga

撮影:Yoshiki Shigematsu


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また、レーザーの熱により繊維が溶着し、切断面のほころびを防ぐので、カット後にほつれの始末が要りません。特にポリエステルやナイロンを含んだ合成繊維はレーザーと好反応です。

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