Speedyシリーズ:最大1016 x 610 mmの大きさをレーザー彫刻およびカッティング
⚫ 彫刻 | ⚫ カット | ⚫ マーキング |
レーザータイプ: | CO₂ / flexx / fiberレーザー |
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加工エリア: | 610 x 305 - 1016 x 610 mm |
最大材料サイズ(高さ): | 125 - 305 mm |
レーザー出力: | 20 - 120W |
SPシリーズ:大型の材料向けのCO2レーザーカッター。
⚫ 彫刻 | ⚫ カット | ⎯ マーキング |
レーザータイプ: | CO₂ Laser |
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加工エリア: | 1245 x 710 - 3250 x 3210 mm |
最大材料サイズ(高さ): | 50 - 112 mm |
レーザー出力: | 40 - 400W |
SpeedMarkerシリーズ:金属とプラスチックに高速マーキング
⚫ 彫刻 | ⎯ カット | ⚫ マーキング |
レーザータイプ: | CO₂ または fiber Laser |
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最大作業領域: | 190 x 190 - 1300 x 450 mm |
最大材料サイズ(高さ): | 250 - 764 mm |
レーザー出力: | 20 - 100W / 20W MOPA |
熊本大学は、熊本市に所在する旧制諸学校を包括して、1949年(昭和24年)に新制国立大学として誕生しました。
7学部内の工学部は、1897年(明治30年)に創立された旧制第五高等学校工学部に由来し、120年以上の歴史を有しています。
工学部情報電気工学科の上瀧研究室では、2017年にトロテックの小型レーザー加工機 Speedy 100 flexx(スピーディ100フレックス)を導入し、実験装置の試作、学生のモノづくり関係の教育指導等に活用しています。
このCO2レーザーとファイバーレーザーを業界で初めて1台に搭載したトロテックのflexxレーザーについて、上瀧准教授にお話を伺いました。
インタビューご回答者:熊本大学工学部情報電気工学科 准教授 上瀧 剛(こうたき ごう)
※本事例はメールによるインタビューです。
熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1
【上瀧准教授】実験装置の試作、学生のモノづくり関係の教育指導などに利用しています。
【上瀧准教授】私は情報系の大学教員ですが、2017年頃からヒューマン・インタラクション関係の研究を行うようになり、装置のプロトタイプや回路設計などのハードウェアも試作するようになりました。当初は大学内でレーザー加工機のある施設を利用していましたが、卒業研究シーズンでは混みあっていて、しかも研究室からは離れた場所にあるためレーザー加工機の導入を検討していました。また、アクリルだけではなく金属の加工もできればと考えていたところ、トロテック社のレーザー加工機を知り、導入に至りました。
【上瀧准教授】当初は、薄いものに限られますが金属板のカットができる点が購入の決め手でした。しかし通常のCO2レーザーによるアクリル板も速くて綺麗にカットできることから、トロテックを選んで正解でした。
【上瀧准教授】レーザー加工機は、ほとんどCO2レーザーによるアクリル板の加工に使用しており、トロテックは高速で断面もきれいに切れるため購入して良かったと思っています。また学生も研究室を利用しているので、環境面で集塵機がしっかりしている点も良かったです。
【上瀧准教授】現在、レーザー加工機を利用した楽器演奏ロボットを作成中で、フルート、トランペット、ギター、サックスなどのロボットを作っています。今後、他の楽器も同様にレーザー加工機を利用して制作する予定です。
【上瀧准教授】現在、3Dプリンターも使っていますが、やはり印刷に時間がかかるため、すばやくカットできるレーザー加工機は、教育上「学生にモノを作っている」と体験させる上で便利です。私は情報系の教員ですが、今後、ソフトウェアだけではなくハードウェアも作れる技術者の価値が上がっていくと思うので、これをきっかけに学生はハードウェアに興味を持ってくれると思います。
※本文に記載しているお客様の内容および機械の機能・効果・仕様等は、掲載時(2021年2月)の情報です。
トロテックのレーザーカッターは、京都大学や東京藝術大学など数多くの学校や教育機関で、課題制作、プロジェクト研究、プロトタイピング、ワークショップ等に活用されています。それはトロテックのレーザーカッターが、デジタルファブリケーションに最も適した工作機械として選ばれているからと言えます。大学・学校にレーザーカッターの導入をご検討の方は、トロテック・レーザー・ジャパンにお問い合わせください。