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新機能:

ダイナミックデータの加工

最先のバージョン2.7アップデートにより、CSVファイルからレーザージョブにデータを直接インポートできます。この機能は、Ruby®でネームプレート、タイプラベル、カスタム販促物を作成する際に大変便利です。

注意:リリース2.7では、これはベータ機能です。設定で機能が有効になっていることを確認してください。

レーザーヘッドを正確な座標に移動します

準備画面では、レーザーヘッドの X 座標と Y 座標を入力することができます。準備画面でそれぞれの値を入力すると、レーザーヘッドは指定された座標に移動します。この機能を利用することで、正確な位置決めが可能になり、特にマーキングの設定が簡単に行えます。この機能は、Run on Ruby® システムを利用していないモデルのみで利用可能です。

使用レンズの認識

Run on Ruby®マシンのタッチディスプレイには、新しいレンズ検出機能が搭載されています。この機能を使用すると、レーザーヘッドはVision Design & Positionカメラの下の読み取り位置に移動します。検出されたレンズが表示され、Ruby® の設定で変更されます。これにより、レンズ交換をRuby®のタッチディスプレイで直接記録できます。コンピューターでの操作は不要です。

Vision Design & Positionカメラを搭載したSpeedy 400とSpeedy 360 Run on Ruby®で利用できます。トロテックのQRコードがついたレンズホルダーが必要です。

注意:タッチディスプレイまたは設定でレンズを変更すると、キュー内のジョブは削除されます。

改善と更新:

R/Qシリーズ完全対応

Ruby® 2.7のリリースにより、RおよびQシリーズレーザーがベータ段階を終了し、完全にサポートされるようになりました。

署名済みインストーラー

Ruby®に署名済みインストーラーが追加されました。つまり、ダウンロードしてインストールした時点で、もう「不明」と分類されることはありません。インストールや手動アップデートの手順が少なくなります。

主なバグ修正:

  • R400 および Q400 で丸型彫刻機を使用する際のエラーが修正されました。バージョン11.04.11.01へのファームウェアアップデートが必須となります。

既知の問題点:

  • 電子 Z 軸のないマシン(R500、Q500)では、材料に合わせてz-offsetを設定できます。この場合、「Z軸位置に到達できません」というエラーメッセージが表示され、ジョブが中断されます。これを改善するには、材料のz-offsetを0に設定し、ジョブを再開します。

Ruby®のパーソナルサポートを受けることができます。

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