レーザー彫刻の原理

レーザー彫刻とは?

レーザー加工の種類:彫刻

レーザー彫刻とは、レーザー加工機が機能できる3つの加工「カット、彫刻、マーキング」の一つです。
トロテック・マシンのレーザー彫刻について、特長とメリットをご紹介します。

※レーザー加工機は、その機能から別名、レーザーカッター、レーザー彫刻機、レーザー刻印機とも呼ばれています。


レーザー彫刻とは・・・

レーザー加工中、レーザー光線がかなりの熱エネルギーで材料に照射されています。その照射時間によって、材料が変色してコントラストができたり、材料が気化したり、焦げたりすることで、レーザーによる彫刻を施しています。これがレーザー彫刻です。レーザー彫刻は摩擦に強く耐久性に優れているので、薄くなったり消えにくく、半永久的の残る彫刻加工です。

印刷のように簡単なレーザー加工

レーザー彫刻のプロセスは、印刷と同じくらい簡単です。先ずグラフィックソフト(CorelDRAW、Illustrator、Photoshop、AutoCAD、InkScapeなど)で彫刻したいデザインを作成します。次にグラフィックソフトの印刷コマンドでJobControl(ジョブコントロール)レーザーソフトウェアのプリンタードライバーを選択して、レーザー加工用データ(=ジョブ)に出力し、JobControlレーザーソフトウェアへ送信します。JobControlレーザーソフトウェアでジョブを配置し、パラメーター値を設定します。材後にレーザー加工機に材料をセットして、焦点の位置決めが完了したらレーザー加工を開始します。

ジョブやパラメーター値はJobControlレーザーソフトウェアに保存できるので、繰り返しの作業に便利です。

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レーザー彫刻の原理

2種類のレーザー彫刻:ラスター彫刻とベクター彫刻

レーザー彫刻では、2種類の画像形式、ラスターとベクターのどちらかを使って加工します。ラスター形式は、点(ドット)の集まりで画像を描いて表現しているデータで、ピクセルで構成されています。一方ベクター形式は、点を数値で描いて表現しているデータで、パスや線で構成されています。レーザー加工のラスターとベクターの違いは、X-Y軸の動きやパラメーター設定が異なってきます。

塗りのある文字やロゴの名入れ、写真や画像の表現加工、木材・アクリルの彫刻加工、ゴムスタンプ・印章の刻印加工には、ラスター彫刻が適しています。

アウトラインのカット加工には、ベクター彫刻/ベクターカットを使用します。また、細い線のみを彫刻したい場合は、ベクター彫刻の方がX-Y軸が同時に動くのでレーザー照射の効率がよく、加工時間が短くなります。

ラスター彫刻とベクター彫刻、その違いは?

レーザー彫刻のメリット

   
多種多様な用途 レーザー加工機は、木材、MDF、アクリル(プラスチック)、ガラス、布地、紙、ボール紙、金属など、様々な材料加工できる汎用性の高いツールです。
非接触加工 機械で彫刻加工する場合、材料をクランプやバキュームで固定することが多いですが、その準備には時間がかかったり、材料を傷付けることもあります。レーザー加工の場合、加工テーブルに材料を置くだけです。レーザー光が出るヘッド部分は材料に接触しない状態で加工を行うので、固定部品による材料の破損はありません。また、材料を無駄なく加工できるので、加工で余った端材もかなり少なく抑えられます。その結果、作業時間と費用を削減できます。
切削ツール不要 レーザー加工は、カッターやドリルなどの切削ツールが不要です。サイズや用途によって切削ツールを交換する必要がないため、切削ツールの費用がかかりません。
高精度、高精細な加工 レーザー技術を活用すれば、高精細で高精細なデザインを施すことができます。レーザーを使えば、事実上、グラフィックデータにできるものであれば何でも彫刻やマーキングが可能です。
経済的に優れた生産性 大量生産だけでなく、小ロット生産や特注品を製作する場合でも、費用効率が良く生産性の高い加工が可能です。

写真のレーザー彫刻

レーザー加工機なら写真をまるでプリントのように材料に彫刻することができます。トロテックのレーザーソフトウェアJobControl® (ジョブコントロール)には写真を彫刻するための加工モードがあるので、この機能を利用すれば、写真を自動的に最適化し、レーザー加工機用データとして出力することができます。トロテックのレーザー加工機なら、画像処理の専門知識やプロの技術がなくても、高品質な写真彫刻が可能です。

写真をレーザー彫刻するヒント

レーザーカットとレーザーマーキング

レーザー加工機は、カットとマーケティングの加工も可能です。