ベロアをレーザーでカットした文字

導入事例「andMade.kitasando」
(アンドメイド北参道)

公開日: 19.10.2018

andMade.kitasando(アンドメイド北参道)は、アパレル関係会社が数多く集まる東京渋谷の千駄ヶ谷に、2017年4月グランドオープンした服創りを楽しむためのコワーキングスペースです。

ファッション専門のファブ施設にトロテック・レーザーカッターを設置した理由や効果を、古舘プロジェクト/andMadeチーフマネジャーの荒尾 美穂子(あらお みほこ)氏にお聞きしました。

andMade.kitasando(アンドメイド北参道)のバナー

andMade.kitasando

(運営会社:古舘プロジェクト) 

東京都渋谷区千駄ヶ谷3-34-3 (ウェブサイト

レーザーカッターの用途
  • 会員が利用できるデジタル工作機械
使用機種
  • Trotec Speedy 360(CO2、80W)1台 + Atmos Duo Plus集塵脱臭装置(230V)1台

― 服創りに特化したファブ施設に、なぜレーザーカッターを導入したのですか?

【荒尾 氏】ミシンなどの縫製機器に加え、オンリーワンの服作りをする上でアクセサリーやボタンなど、パーツからオリジナルデザインのものを作れる機器が必要でした。そこで当初はレザー(皮革)やアクリルの加工用途が多いことを予想してレーザーカッターを施設内に置きましたが、最近はテキスタイルをカットしたいという利用者が増えてきました。

例えば会員利用の多いデジタル機器を上げると、1位がテキスタイルプリンター、3位が刺繍ミシンと、服作りに直結する機器になりますが、2位にはレーザーカッターが入っています。結果的にレーザーカッターは現在、テキスタイルプリンターや刺繍ミシンと並ぶ人気の機器になっています。

― なぜトロテックを選定したのですか?

【荒尾 氏】私見ですが、レーザーカッターと言えば「トロテック」という印象でした。

これまで利用してきた他のファブ施設でもトロテックのレーザーカッターを使った経験から、トロテックの安全性や加工スピードの性能を知っていたので安心感がありました。

― どのようにレーザーカッターを活用していますか?

【荒尾 氏】先にもお話した通り、レーザーカッターは一般的に服作りに直結する機器ではないと思われますが、数ある設備の中でも常に人気上位で稼働しています。andMadeの会員の方はほぼ100%服作りが目的なので、素材は様々ですが、テキスタイル40%、レザー(皮革)30%、アクリル10%、その他20%の割合になります。これらの素材から、服やファッション雑貨の制作にレーザーカッターを取り入れて利用しています。

具体的には、テキスタイルをレーザーでカットするとほつれなくなる特性を活用して、数センチ四方の細かなパーツで組み立てられた服を作ったり、文字の形にカットしたテキスタイルを貼り合わせて生地を作った方がいます。デニムやサテンの生地に彫刻するのも人気の加工です。レザー(皮革)はバッグのパーツやタグを作るための利用が多いです。例えばレザーを使って組み立て式のバッグや、発泡剤にカットと彫刻をしてオリジナルの靴底を作った方もいます。レーザーカッターを使うと手作業ではできない細かく正確な裁断ができるので、実験的な作品に挑戦される会員も大勢います。

― レーザーカッターは、どの機械と組み合わせて加工することが多いですか?

【荒尾 氏】テキスタイルプリンターやUVプリンターと合わせての利用が多いです。テキスタイルプリンターでプリントした生地の裁断をレーザーカッターで行なったり、レーザーカッターでカットしたアクリルをすぐ隣のUVプリンターでプリントしたりしています。

andMadeならではの用途としては、ネームタグ(首の後ろについているブランドタグ)です。ネームタグは通常オーダーすると少なくとも数百枚単位で発注しないといけないのですが、andMadeの会員は一点ものや少量生産が多いので、テキスタイルプリンターでプリントを施した生地をレーザーカッターでヒートカットして必要な枚数だけを作ったりしています。

― レーザーカッターについて、どのような質問が多いですか?

【荒尾 氏】データ作成についての相談が多いです。服飾に特化した施設の特性上、Illustratorグラフィックソフトを使いこなせる会員のお客様が限られています。現在そのようなお客様には、スタッフが相談にのってお手伝いをしていますが、Illustratorでの作図が苦手な方にも利用してもらいたいので、アプリなどで作図がもっと手軽になるとレーザーカッターの利用者がさらに増えると思います。

また素材について、レーザー加工できるか、カットや彫刻面がどのようになるかなどの質問も頻繁にあります。生地を加工する時は素材の混率や組織の種類よってパラメーターの微調整が必要なので、お客様の要望をヒアリングしながらテストカットを行なっています。新しい素材の相談を受ける度に調べたり実験したりしているので、スタッフ側の勉強にもなります。

― 実際にトロテックのレーザーカッターを使用していかがですか?

【荒尾 氏】andMadeでは、基本的に会員であるお客様の素材とデータをお預かりして、スタッフがレーザーカッターの操作を行うのですが、初めてのスタッフでもほぼ1回のトレーニングで操作できるほど簡単なので助かっています。

会員の方も予約制でレーザーカッターを利用することができます。服飾関係の会員にはデジタル機器に馴染みがない方もいますが、スタッフが必ず一緒にオペレーションをするので、操作方法を全く知らなくても使用できます。会員の方からは「レーザーカッターを使ってみると、アイディアをそのまま形にできるので制作の幅が広げられる」という声をいただいています。

また施設オープンから約1年が経ち、レーザーカッターを使用するスタッフのノウハウも蓄積されてきているので、これからはファッションの分野でもっと面白い使い方がないかを探求しながら、レーザーカッターをもっと積極的に試していきたいと思っています。

(取材2018年8月)
※本文に記載しているお客様の内容および機械の機能・効果・仕様等は、取材時の情報です。

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レーザー加工の用途「布地」

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ファッション・テキスタイルの創作に、レーザーカッターを導入してみませんか?

レーザーカッターを使えば、布や皮革はもちろん、木材やアクリルにも細かい彫刻や滑らかなカットが可能です。しかもトロテックのレーザーカッターは、高精度でスピーディ。時間とコストをかけずに効率よく、品質やデザインにこだわった縫製やアパレル創作に専念できます。またグラフィックデータを作成すればすぐに加工できるので、自社ブランドやファクトリーブランドの製品化が簡単です。

さらにトロテックのレーザーカッターは、日本全国80箇所以上のファブ施設に設置されています*。それはトロテックのレーザーカッターが、ファブ施設に最も適したデジタルツールとして選ばれているから。レーザーカッターの導入・増設・リプレイスをご検討の方は、トロテック・レーザー・ジャパンにお問い合わせください。

(*2018年5月現在)

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