導入事例 「nuuiee(ヌーイー)」

株式会社小倉メリヤス製造所
代表取締役社長 小倉 大典
企画生産担当 小倉 愛依 (写真右から敬称略)
「nuuiee(ヌーイー)」は、2016年4月、「日本のニット産業発祥地」東京・墨田区にオープンしたファッション・テキスタイル系のファブ施設です。開設および運営は、1929年に創業した縫製工場、株式会社小倉メリヤス製造所。老舗が培ってきたファッションプロダクトのノウハウと最新のデジタル機械を提供し、モノづくりをトータルに支援しています。 トロテックのレーザー加工機をこの施設に導入した理由や実際の活用状況を、社長の小倉大典(おぐら だいすけ)氏と機械講習を担当している社長夫人の小倉愛依(おぐら あい)氏にお話しを伺いました。
レーザー加工で多い材料は、木材、アクリルが30%ずつくらいで、次に革が約20%です。あるお客様は透明なアクリルで大量のボタンを作っていました。裏から読めるようにお子さんの名前をボタンにレーザー彫刻して、幼稚園や保育園の制服のボタンと付け替えれば、服に名前を書かなくて済むそうです。
【小倉愛依氏】お人形の洋服は、小さなパーツが多すぎるためハサミを使って手で切るのは大変ですが、イラストレーターが得意なお客様はデータを作成して、ここのレーザー加工機で切って縫うだけなので「すごく楽」と言っています。しかもレーザーなら布端もほつれませんので、縫製もスムーズにできます。お人形の浴衣と合わせて、レーザーで木をカットして穴を開け、紐を通して下駄も作っていました。また市販では見つけるのが難しいお人形用の小さなチェック柄や小花柄の布地も、この施設の機械でプリントして、すぐにこのレーザー加工機で裁断できるので便利に製作できます。
【小倉社長】建築関係など、布や糸へんに関係ない方の利用が多いです。ファッションやアパレルブランドの方でも、ノベルティの箱などにロゴ入れするために来られます。テキスタイルではお人形の洋服、バックや小物を作る方が半数以上です。

モノづくり支援シェアファクトリー「nuuiee(ヌーイー)」

施設のウェブサイト (運営:株式会社小倉メリヤス製造所
レーザー加工機の用途
  1. 会員制ファブ施設の利用機械
  2. 本業関連(ワークショップ、営業サンプル、ファクトリーブランド支援等)
使用機種
  • Trotec Speedy 100 レーザー加工機 (CO2、40W)
  • Atmos Compact 集塵脱臭装置 (100V)
【小倉社長】レーザーと相性の良いフェルトに刺繍機で刺繍を入れて、レーザーで周りをカットしたフェルトの刺繍ブローチを製作しています。会社の社章は金属製のものが多いですが、フェルトで作ると温かみがでます。
【小倉愛依氏】私はワークショップや営業サンプルの企画もしているので、様々な布地や端材を使い、この施設にある機械とレーザー加工機をコラボして色々作っています。例えば、フリースをレーザーで溶かして模様を入れて、さらにその模様の上にデジタル刺繍機で刺繍してミニクッションを作ってみました。 フリースはレーザー加工しても臭いませんが、ざっくり編んだセーターのような目の粗い生地は焦げてしまい、切断も彫刻もうまくいかなかったです。トレーナーのような生地は綺麗に切れました。ハサミで切るとくるくると丸まってくる生地もレーザーなら綺麗に切ってくれます。

どうすればnuuiee(ヌーイー)でレーザー加工機が利用できますか。

【小倉愛依氏】最初に90分(3,000円)の講習を受けて、会員カードを作ってもらいます。後は空いている時間を予約してもらえれば、1コマ1.5時間、施設利用料1,500円、機械使用料500円、合計2,000円で使えます。講習で覚えきれないことがあっても、私が夕方までここにいますので不明な点は質問してもらいながらご利用できます。 講習の内容は、基本的にデータと材料の合皮をこちらで用意し、好きなタグを作ってもらいます。四角形データの作り方、レーザーの位置合わせ方法などが一般的な講習の流れです。でも具体的に作りたいモノがある方は材料を持ってきてくださいと言っています。アクリルの加工をやりたいのに革を作っていてはイメージが沸きませんから。私と一緒に操作しながら、お客様のデータを実際にレーザーで加工できるデータに仕上げていきます。その方が、後々お客様がいらした際にご自分で操作しやすいようです。 ※講習費用と内容、およびマシン利用料は取材時の情報です。詳しくはnuuiee(ヌーイー)にご確認ください。

レーザー加工機を利用した、今後の事業プランを教えてください。

どのような利用者が多いですか。また加工で多い材料は?

【小倉社長】他にも「アウトオブキッザニア in すみだ」といって、墨田区がキッザニアさんとJTBと組んだワークショップで、弊社もニット関係で子供向けの催事を行っています。 またアパレルのお客様がこの施設にいらして、デジタル刺繍機は知っているがレーザー加工機を見て「これ何?」と質問されます。布だけではなく、木やアクリルなども切れて、彫刻もできるので、オーダーメイドのボタンなどが作れますと説明すると、「ボタンも作ってくれませんか?」と。一般的にボタン製作には何万個のロット発注が必要ですが、今は大量生産ではないアパレルのお客様が多いので、数十個を製作したり、プロトタイピングや試作でイメージを確認するためのサンプルを何個か作ったりしています。現在、私はニット工業組合青年部の副代表をしていて、墨田区の地場産業の一つ、「ニットの街」をまず盛り上げたいという使命感があるので、このようにレーザー加工機と本業を結び付けて、自社ブランドやファクトリーブランドのバックアップをしていきたいと思っています。
高速・高精度なトロテックのレーザー加工機を使えば、布や皮革はもちろん、木材やアクリルにも細かいカットと彫刻ができるので、自社ブランドやファクトリーブランドの製品化が簡単です。また、トロテックのレーザー加工機は、既に日本で50施設以上のファブ施設やモノづくり工房に導入されています。ファッション・テキスタイルのプロデュースにレーザー加工機の購入をご検討の方は、トロテック・レーザー・ジャパンにお問い合わせください。 【お問い合わせ先】
  • Tel: 03-4578-2782
    ※受付時間:平日9:00~18:00(土日祝日および当社休業日を除く)
  • メール
    下記の「お問い合わせ」をクリックし、お問い合わせページから質問事項をご記入ください。

実際にレーザー加工機を導入していかがですか。

【小倉社長】この施設をオープンして4月で1年経ちますが、レーザー加工機は「糸へん」関係のモノづくりに一番遠い機械と思って導入したら、実際には一番利用者が多く、圧倒的に稼働しているのがレーザー加工機です。この施設には有料の機械が5台ありますが、講習や機械使用で一番予約が入るのがレーザー加工機です。
【小倉社長】この施設は一般の利用者向けに開放していますが、本業のB to B営業のきっかけにも活用したいと思っています。例えば、本業は子供服の下請けが多いので、ニットの街墨田区で創業して90年近い縫製工場が、ニットとメリヤスの話ができて、レーザー加工機を使った子供たちのワークショップもできるというと、子供服を発注するお客様も大変ありがたがってくれます。
【小倉愛依氏】ワークショップの例では、JTBと三井ららぽーとのコラボでガマ口財布を作りました。子供たちが裏と表で色や模様が違う布から好きなものを選び、お財布とそれにつける紐を作るというイベントです。実際のワークショップで使用したパーツは裁断から縫製まで工場で行いましたが、企画の段階ではこのレーザーを使ってサンプリングを作りました。レーザーならハサミで切らないので生地がほつれず、ガタガタにもならず、縫ってひっくり返すだけでいくらでもサンプルが作れます。

施設以外に、レーザー加工機を利用されていますか。

【小倉社長】この施設は一般の利用者向けに開放していますが、本業のB to B営業のきっかけにも活用したいと思っています。例えば、本業は子供服の下請けが多いので、ニットの街墨田区で創業して90年近い縫製工場が、ニットとメリヤスの話ができて、レーザー加工機を使った子供たちのワークショップもできるというと、子供服を発注するお客様も大変ありがたがってくれます。

レーザー加工機を導入して良かったことは?

【小倉社長】布とレーザー加工機はイコールにならない。だから最初はあまり要らないのではないかと思っていましたが、今は全く逆です。利用者の皆さんは「布」ではなく「ファッション」という大きな括りで見ています。だから元々はピアスなどのアクリル製アクセサリーを作るためにレーザー加工機を利用する目的でこの施設にいらした方が、「デジタル刺繍機を使うとこんなに簡単に刺繍ができる」、「インクジェットプリンターでこんなに簡単にTシャツにプリントできる」など、レーザー加工機以外の機械への興味と利用にもつながってくれているので、レーザー加工機で「ファッションの入り口が広がる」のを実感しています。
【小倉愛依氏】nuuiee(ヌーイー)に居る立場で考えると、レーザー加工機によって、すごくハンドメイドの世界が広がりました。刺繡機、昇華プリンター、カッティングプロッターしかなかったら、考えられなかったものまで作れます。そして色々なお客様がこのレーザー加工機を目当てに来てくれるので、私では考えられなかったことをやってくれます。それをまた別のお客様に話すと、さらにまた別のことを考えてくれるのでアイデアの広がりが増しています。
【小倉社長】布とレーザー加工機はイコールにならない。だから最初はあまり要らないのではないかと思っていましたが、今は全く逆です。利用者の皆さんは「布」ではなく「ファッション」という大きな括りで見ています。だから元々はピアスなどのアクリル製アクセサリーを作るためにレーザー加工機を利用する目的でこの施設にいらした方が、「デジタル刺繍機を使うとこんなに簡単に刺繍ができる」、「インクジェットプリンターでこんなに簡単にTシャツにプリントできる」など、レーザー加工機以外の機械への興味と利用にもつながってくれているので、レーザー加工機で「ファッションの入り口が広がる」のを実感しています。

なぜトロテックのレーザー加工機を導入したのですか。

【小倉社長】最初は別のメーカーを調べてアポを取ったのですが、同じ墨田区の経営者仲間からトロテックを紹介されました。正直、「糸へん」にこだわったモノづくり施設を開設したかったので、テキスタイルのインクジェット機やデジタル刺繍機と比べてレーザー加工機はあまり必要ないのではないかと感じていましたが、トロテックの営業に「レーザーで切ると糸がほつれないし、名入れ彫刻もできます。しかも加工スピードが速いのでこんなに沢山のモノが作れます」と、実際にデモしてもらい、ボタンや生地への活用方法を聞いて「行けるかも!」と思ったからです。
(取材2017年5月) ※本文に記載している機械の機能・効果・仕様等は、取材時の情報です。
「nuuiee(ヌーイー)」は、2016年4月、「日本のニット産業発祥地」東京・墨田区にオープンしたファッション・テキスタイル系のファブ施設です。開設および運営は、1929年に創業した縫製工場、株式会社小倉メリヤス製造所。老舗が培ってきたファッションプロダクトのノウハウと最新のデジタル機械を提供し、モノづくりをトータルに支援しています。トロテックのレーザー加工機をこの施設に導入した理由や実際の活用状況を、社長の小倉大典(おぐら だいすけ)氏と機械講習を担当している社長夫人の小倉愛依(おぐら あい)氏にお話しを伺いました。
株式会社小倉メリヤス製造所
代表取締役社長 小倉 大典
企画生産担当 小倉 愛依 (写真右から敬称略)

モノづくり支援シェアファクトリー「nuuiee(ヌーイー)」

運営:株式会社小倉メリヤス製造所
レーザー加工機の用途
  1. 会員制ファブ施設の利用機械
  2. 本業関連(ワークショップ、営業サンプル、ファクトリーブランド支援等)
使用機種
  • Trotec Speedy 100 レーザー加工機 (CO2、40W)
  •  Atmos Compact 集塵脱臭装置 (100V)

レーザー加工機を利用した、今後の事業プランを教えてください。

【小倉社長】レーザー加工機は一番集客力がある機械だと思っていますが、レーザー加工機で何ができるのかを知らない人がまだまだ多いと思います。この施設の他の機械も含めて、とにかく知ってもらうために、ワークショップを開催するなど3年間は何でもチャレンジしたいと思っています。できたら利用料ももっと低くしたい。そしてもっと本業のニット発展に結びつけられたと思っています。

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